デザイナー柴垣が語る『庭づくり』への思い

デザイナーになる前の修行中の柴垣。写真は2001年撮影。メガネをかけているのが柴垣です。地下足袋はいてますね!
デザイナーになる前の修行中の柴垣。写真は2001年撮影。メガネをかけているのが柴垣です。地下足袋はいてますね!

柴垣にはガーデン・エクステリアの仕事を通して

叶えたいと思っている3つの願望があります。

 

 

願望① 

 

庭づくりを通してイギリスで経験した豊かな庭生活を発信したい

 

願望② 

 

守山区から笑顔いっぱいの家・庭をふやし、守山区をガーデンシティにしたい

 

願望③ 

 

庭・自然浴生活で人々を健康にしたい

 

実は仕事を始めた頃は、そんなことは考えていませんでした。

 

ただ『緑』が好きで、毎日葉っぱをちぎって遊んでいる子供でしたので、何となく緑に触れられる仕事がしたいと思っていたのは事実です。

 

しかし、仕事や様々な経験をするにつれ『庭づくり』への思いが沸いてきて、それが願望になりました。このページでは、柴垣がどうしてそのような願望を持つようになったかをご紹介したいと思います。

 

注意!以下、柴垣ヒストリー。結構長文です・・・・

 

 

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庭の基礎を学んだ修行時代

 

TOPの写真は2001年に撮ったものです。

柴垣グリーンテックのデザイナー、柴垣慎太朗が庭の世界に足をふみ入れた頃。

 

この頃私は、兵庫県宝塚市の明治から140年続く造園屋さんで修行をさせてもらっていました。

 

毎日毎日、現場で汗まみれ泥まみれになりながら、少しづつ知識と経験をたくわえていた頃です。

 

正直な話し、現場での仕事はものすごく大変で、毎日ぶっ倒れそうになりながらも何とか生きていたような感じでした。

 

そんな中、やはり何度か辞めたいと思うこともありました。

 

しかし、剪定をしてキレイになっていく庭。

 

自分が石を据えて木を植えて出来あがっていく庭。

 

そんなお庭をみてよろこんでくださるお客様達。

 

こうした経験が私の「辞めたい」という気持ちに勝り、修行に耐える事ができました。

柴垣が修行時代に作った洋風の庭
柴垣が修行時代に作った洋風の庭
柴垣が修行時代に作った和風の庭
柴垣が修行時代に作った和風の庭

今考えると、この4年間が私の庭づくりの基礎を作ったのだと感じます。

 

私は、お庭や外構を作るということは、自然と共に生きる空間を作るということだと思います。

 

その為に、植物や石などに触れて、その性質や相性を知ることはとても重要なことで、「もし職人を経験していなかったらどうなっていただろう?」と、今想像するとゾッとします。

 

そんな有意義でつらい修行時代でしたが、その頃、仕事をしながら柴垣にふつふつと沸いてきた思いがありました。

 

それは、『もっと世界のお庭を見たい!そして作りたい!!!』というおもいでした。

 

そんなときに偶然目にしたのが、イギリスでインターンシップが出来るプログラムの奨学金の案内。

 

これだ!と思い、職人の思いの丈を綴った作文を提出したら、ラッキーな事にも奨学金を頂けると言う事になり、私は修行中に貯めていた貯金(弁当男子で頑張りました)全てを持って渡英することになりました。

 

 

一生忘れられない経験をしたイギリス時代

 

2005年。ロンドンで働いていた頃の柴垣。
2005年。ロンドンで働いていた頃の柴垣。

私が応募した奨学金のプログラムは、

半年はイギリスの家庭にホームステイしながら、

英語とイギリスで就職する為のスキルを学び、

残りの半年間、現地の会社で働くというものでした。

こちらが渡英してホームステイさせてもらった築300年の古い農場です。

 

ここで私は一生忘れられない素晴らしい経験をすることになります。 

 

 

イギリスにあったのは『庭を楽しむ生活』

 

渡英初日。ホームステイ先でバギーに乗る柴垣。
渡英初日。ホームステイ先でバギーに乗る柴垣。
庭にあったトランポリンで遊ぶ子供達。トランポリンは本当に難しい。
庭にあったトランポリンで遊ぶ子供達。トランポリンは本当に難しい。
庭で楽しむバーベキュー。
庭で楽しむバーベキュー。
6年後の2011年に再び訪れた際も庭でイギリスのスポーツ『クロッケー』を楽しみました!
6年後の2011年に再び訪れた際も庭でイギリスのスポーツ『クロッケー』を楽しみました!

イギリスの着いた初日に、ホームステイ先の子供に誘われてバギーで庭を駆け回りました!!!

 

そして、友達が来れば庭でバーベキューをします。

時にはそのままテントを張って、キャンプをすることも。

 

また、家の子供と庭にあるトランポリンで遊び、クロッケーをする。

 

イギリスでは芝刈も遊びの一部です。大型のマシンに乗って、運転しながら楽しく芝生を刈る。

 

こうして私は気がついた事があります。

 

今までは庭をお客様に楽しんでもらう為に作っていた

けど、庭を楽しんだことはなかったかもしれない。

 

庭で遊ぶ、生活するという事が

こんなに楽しいことだったとは!!!

 

 

これらの経験から柴垣の3つの願望が生まれました。


願望① 

 

庭づくりを通してイギリスで経験した豊かな庭生活を発信したい

 

 

イギリスには私が今まで体験したことのなかった本当の庭の使い方があり、庭を生活の一部としている人たちがいました。

 

これはとても楽しく豊かな経験でした。

 

私は、そんな庭生活をもっと沢山の人たちに知ってほしい、経験して欲しいと思っています。

 

その方法は様々あります。

 

自然や植物を楽しみたい人、ペットと一緒に過ごしたい人、洗濯物を干したい人、スタイリッシュな空間でくつろぎたい人、プールでホームリゾートを楽しみたい人・・・

 

そこには家族が楽しむ為の『庭』という空間がありストーリーがあります。

 

住まう人・家族にとっての最適なお庭の形は、その人とその家族だけのものです。

 

私は庭づくりを通して、そのご家族に最適な庭生活を提供し、楽しく豊かな生活・人生を楽しんでもらいたいと思っています。

 

 

願望② 

 

守山区から笑顔いっぱいの家・庭をふやし、守山区をガーデンシティにしたい

 

 

柴垣グリーンテックは名古屋市守山区に事務所があります。私、柴垣も守山区の出身。

 

昔は、何とも思っていなかった(むしろ嫌いだった)守山区ですが、10年離れて戻ってみると緑が豊かな良い場所なんだと気がつきました。

 

周辺の尾張旭市、瀬戸市、春日井市、長久手市なども緑豊かなとても素敵な地域です。

 

そんな地元が私は大好きです。

 

この守山区から家族で過ごすことのできる素敵な庭が増ていけば、笑顔いっぱいの家・庭が増えていきます。

 

元々、豊かな自然を持った地域。そこに笑顔があふれるお庭が増えていけば、もっと素敵な街になり、守山区は皆がうらやむガーデンシティになっていくと思います!

 

そんな思いを持って庭づくりをしていきたいと思っています。

 

 

願望③ 

 

庭・自然浴生活で人々を健康にしたい

 

庭で健康に?と思われた方。実は私も同じでした。

 

しかし、どうやらその効果があるようです。

 

この願望はある方との出会いによって生まれました。

 

それは日本一のアルミメーカーである東洋エクステリア(現在のLIXIL)の創業者・杉本英則氏との出会いです。

 

杉本氏の著書『庭のあるくらし』の中でそれは語られています(詳しくはブログで書いております)。

 

柴垣グリーンテックに戻ってきた後の出会いでしたので、庭で自然を浴びることで自然治癒力が高まり健康になるというのが本当に衝撃的で、自分はそんなに大切な仕事を今までやってきたのかと愕然としました。

 

しかし、同時にこの仕事の大切さと責任の重さを実感したのも事実です。

また、そんな良い仕事をしていた自分を嬉しくも思いました。

 

私は、庭をつくることでそんな大切な仕事が同時に出来ることに誇りを持ち、この事実を少しでも多くの方に発信することによって、人々を健康にし、それによって幸せが増えたら嬉しいと思っています。

 

長文、読んでいただきましてありがとうございました!

 

 

 

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柴垣 慎太朗

 

代表取締役

 

出身:芝浦工業大学 材料工学科 卒 

   E&Gアカデミー神戸校

 

資格:一級造園施工管理技士 、二級造園技能士

 

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