名古屋市瑞穂区M・T様邸 シンプルで存在感の有る門構えと、大谷石の質感を生かしたモダン和風外構

名古屋市瑞穂区M・T様邸 モダン和風外構
名古屋市瑞穂区M・T様邸 モダン和風外構

名古屋市瑞穂区で和風モダンのエクステリアが完成しました!

 

元々、この場所に前のお家が建っていたのですが、私がご依頼いただいたときは、この新築のお家に変わっていました。

しかし、門回りがあった位置は元と同じ場所。

Before エクステリア工事前
Before エクステリア工事前

門回りは、解体された状態でしたので、間口もそのまま。これを生かしながら、いかにおうちを素敵に見せる外構をデザインするかがポイントになりました。

しかし、限定された空間での新規エクステリアプランはリフォームと同じくらい難しいです。

 

ここがガーデンドクター柴ちゃんの腕の見せ所です。

LIXILのプラスGを和のテイストで使うデザイン

提案させていただいたエクステリアのパース。建物の余白を如何に上手く使うかがポイント
提案させていただいたエクステリアのパース。建物の余白を如何に上手く使うかがポイント

今回門まわりで提案させて頂いたのは、LIXILのプラスG。

ポストはお家に付いていましたので、インターホンと表札をプラスGに取り付けておさめました。

プラスGはモダンな建物に使うというイメージが強いですが、デザイン次第ではしっかりと和のテイストを出す事が出来ます。

 

プラスGで和を表現する。アルミ素材だが木調ラッピングのおかげで、天然石との相性は抜群だ。
プラスGで和を表現する。アルミ素材だが木調ラッピングのおかげで、天然石との相性は抜群だ。
表札も完全にオリジナルです。障子を意識して作成しました。
表札も完全にオリジナルです。障子を意識して作成しました。

今回は格子のデザインをプラスGに取り入れています。

 

その格子の一部には表札を組みつけています。

これは柴垣グリーンテックの完全オリジナルな表札です。半透明のポリカが障子をあらわしています。

 

 

また、今回エクステリアを演出するのに重要な役割を担ったのが、元々あった大谷石や御影石でした。

既存の石材を使うととても良い表現ができる

元々あった大谷石や御影石で構成したアプローチ。階段は見やすい様にレンガで縁取りしている。
元々あった大谷石や御影石で構成したアプローチ。階段は見やすい様にレンガで縁取りしている。
この大谷石は元々瑞穂運動場にあった由緒正しき大谷石だそうです。
この大谷石は元々瑞穂運動場にあった由緒正しき大谷石だそうです。

敷石として使ってあった御影石を土留めにするというアイディアにお客様はビックリされていましたが、据えてみると本当にしっくりきてますね。

そして、やはり大谷石。素晴らしい素材感です。

今までは別のところで床に敷かれていた物なので、汚れが出ていますが、またそれがいい味になっています。

因みに乾いた姿がこちらです。

大谷石についた苔の緑がとても良い雰囲気を出している。新品ではこの感覚は表現できない。
大谷石についた苔の緑がとても良い雰囲気を出している。新品ではこの感覚は表現できない。

乾いていると、大谷石の苔むした感じが更に引き立ちますね。

また、今回階段の蹴上部分は、あえてレンガを入れて目立つように工夫をしています。

 

これは、弊社社長が最近強く言うことなのですが、「年をとってくると、段差が分からない。だから分かりやすくしなければいけない。」ということで、今後もお客様に長く愛していただくエクステリアを作る為、デザインに組み込みました。

組み込むと、これがまたアクセントになってとてもいいですよね。

冬になってもモミジの枝振りが楽しめる。”紅葉も素敵だった”とお客様から嬉しいお声を頂きました。
冬になってもモミジの枝振りが楽しめる。”紅葉も素敵だった”とお客様から嬉しいお声を頂きました。

そして、柴垣が一番こだわったのがこちらのイロハモミジ。

イロハモミジは私のデザインには無くてはならない植木の一つですが、冬になったときにも分かる、すばらしい存在感。

このモミジも4m以上あるものを植えています。

大きな木は家、外構全てを引き立てます。

素晴らしい植木がお嫁入りしました!

 

毎回言っていますが、こちらも今後の成長が楽しみなエクステリアになりました。

瑞穂区のM・T様。本当にありがとうございました!!!