ムフフ!?世界で見つけた面白いトピアリー 2015−2−17

2006年、イギリスでのチェルシーフラワーショウに参加したときに見つけたトピアリー 衝撃でした
2006年、イギリスでのチェルシーフラワーショウに参加したときに見つけたトピアリー 衝撃でした

本日、お客様のお家に行った帰り道で面白い物を見つけました。

ハート形に刈られたツゲ これも立派なトピアリー
ハート形に刈られたツゲ これも立派なトピアリー

ハート形のツゲ!!これは面白いと思い、これまでの写真を色々調べてみましたら、トピアリー画像が

結構たくさん有りました。

と言う事で、今回はトピアリーのお話です。

トピアリーとは

ここで、トピアリーとは何なのかを説明したいと思います。


  1. トピアリー (topiary) とは、樹木や低木を刈り込んで作成される造形物。 動物をかたどったり、立体的な幾何学模様を造る。 針金などの枠型に草花やアイビーなどのつる植物などを這わせて作成されたオブジェを含める場合もある。(Wikipediaより引用)

と言う訳で、非常に簡単にいうと何かの形に仕立てて作った植木と言う事ですね。


日本では、古来より『仕立物(したてもの)』と言ってツゲやマキなど、日本庭園の作法に則り

色々と作ってきていますが、ここで紹介するトピアリーは、

主に『動物や立体的な構造物』と言う事になるので、仕立物とはちょっと意味合いが変わる気がします。

チェルシーには牛も居ました この日に合わせて仕立てられたんだろうな 凄い
チェルシーには牛も居ました この日に合わせて仕立てられたんだろうな 凄い

トップの画像でチェルシーフラワーショウのセクシーな芝生の女性をのせましたが、

チェルシーには牛も居ました。

そして更に、よくわからないニョロニョロした物も。何でしょうこれは?


こちらのトピアリーは一体何を表しているのか?? 藻?
こちらのトピアリーは一体何を表しているのか?? 藻?

イギリス・コッツウォルズのトピアリー

階段の両端に門柱の様にそびえ立つコニファーのトピアリー 鳥が素敵
階段の両端に門柱の様にそびえ立つコニファーのトピアリー 鳥が素敵

こちらはイギリス・コッツウォルズで見つけたトピアリー。これだけのスケールが有ると

『あ、かわいいね!』と言うより、『おお、すごい!』となってしまいます。

トピアリーは家まで作れてしまいます それにしても美しく刈り込まれていますね
トピアリーは家まで作れてしまいます それにしても美しく刈り込まれていますね

こちらのお庭は、別にトピアリーの庭という訳ではなくて、広いお庭の一角にトピアリーがある感じです。

コッツウォルズは、イギリスへいったら訪れて頂きたい庭の楽園。

こうした、お庭として営業している施設も素敵ですが、市内の美しさといったら『おとぎの国』レベル。

いつか、紹介したいと思います。

イタリアのトピアリー

市内の生け垣もトピアリーになっていた ロリポップの様でおもしろい
市内の生け垣もトピアリーになっていた ロリポップの様でおもしろい

イタリアのどこかの街で撮った写真です。どこだったかなー?


こちらはベネチアのどこかのホテル前にあった植木 これは逆にトピアリーではなく仕立物
こちらはベネチアのどこかのホテル前にあった植木 これは逆にトピアリーではなく仕立物

そして、面白い事にイタリアのベネチアのホテルの前には何故か仕立物の植木が。

多分、『ガジュマル』だと思います。イギリスやイタリアには盆栽として結構ガジュマルが有ります。

寒さには強く有りませんが、日本程寒くないのでもつのかな。

こちらは、町中にトピアリーが並んでいます。こうした幾何学的な造形は芸術的な感じがしますね。

スペインのトピアリー

スペイン アルハンブラ宮殿で見つけたトピアリー
スペイン アルハンブラ宮殿で見つけたトピアリー

こちらはスペインのアルハンブラ宮殿で見つけたトピアリー。星形をしています。

アルハンブラ宮殿はスペインのグラナダにある世界遺産であり、とても深い歴史が有ります。

この星形がその歴史と関係があるかは分かりませんが、たくさん星形のトピアリーが有りました。

アルハンブラ宮殿に有った八角形のトピアリー
アルハンブラ宮殿に有った八角形のトピアリー
こちらも星形のトピアリー 素材的にはクサツゲのような感じでしょうか
こちらも星形のトピアリー 素材的にはクサツゲのような感じでしょうか

チェコ プラハのトピアリー

こちらはチェコに有ったトピアリー 壁に門型のトピアリー型が見える 未完成だが完成したら門の形が分からなくなってしまう気がします
こちらはチェコに有ったトピアリー 壁に門型のトピアリー型が見える 未完成だが完成したら門の形が分からなくなってしまう気がします

こちらはチェコに有ったトピアリー。壁にはわせる形ですね。門のスタイルが見て取れます。

しかしながら、このタイプはちゃんと完成したら殆ど門の形が無くなってしまうような気が・・・

それはそれで格好いいのかもしませんね。

おまけ

イタリアのパン ピスタチオ味だった気がします
イタリアのパン ピスタチオ味だった気がします

今回のトピアリーの画像を探していたらイタリアでこんなパン画像を撮っていました。

凄い色ですね。

日本じゃあ、これは売れない気がします。

しかし、そこはヨーロッパ。きっとこのパンにも根強いファンが居る事でしょう。


『所変われば品変わる』


こうして、ヨーロッパの画像見ていると、やはり日本で撮ったハート形のツゲは日本風。

なんだか面白いですね。