
さて、本日はGW真っ只中。こどもの日ですね。
私は、今のところ子供そっちのけで仕事してしまっていますが、サボさんを朝一緒に見たので、
息子よ許しておくれ。
こちらがサボさん。サボテン界のスーパーヒーローです。NHK教育の『みいつけた』と言う番組に出てくるとても優しいサボテン。
わたし、この番組大好きであります。
殆ど見る時間はないのですが、ごくたまに息子と一緒に見ます。
なんと言うか、キャラクターデザインも最高にいい。
あと、笑いがちょっと大人向けだと思う。
いや、私のつぼが子供と同じなのか・・・?
とにかく大好きです。
と、いきなり脱線しましたが、今回はこのサボさんの庭。
カクタスガーデンをサンディエゴのオールドタウン州立歴史公園で“みいつけた”のでリポートしてみたいと思います。
サボテンで作った庭=カクタスガーデン

サボテンのことを英語で『Cactus(カクタス)』と言い、
このカクタスで作った(または一部使った)庭のことをカクタスガーデンと言います。
こちらはサンディエゴのオールドタウンにあったレストランの入り口。左端に見えるサボテン。
一本だけですけど、物凄い存在感ですね。

連続で植わっているとこんな感じです。ここはメキシコ?と思うくらい雰囲気が出ます。
また、バックの壁の白さも凄く良いです。
空の青さ、壁の白さ、サボテンこれだけ有ればカクタスガーデンは完成するような気がしますね。
庭文化は植物とともにあり?

ここで大きく感じたのは、庭文化と言うのは、そこの地域に根付いたものと言うこと。
庭といえばやはり植木の存在が欠かせません。
そこに植えられるのは、やはり地元の植物。
こうしてみてみると、サンディエゴではサボテンなどの多肉植物。そして、ドラセナなどの
乾燥に強い品種が多いということが分かります。
そうして出来ていった庭が自然にこのような雰囲気のものになるわけです。
逆に言うと、このような雰囲気の庭を作りたいと思ったときには
サボテンなどの多肉植物やドラセナなどを植えれば雰囲気はかなり近いものが出来るはずです。

しかし、日本は温暖湿潤気候。サンディエゴとは気候帯が全く違うので使える植物は限られてきます。
ちょっとサボテンは厳しいでしょうね。でも、たまに外で大きくなっているサボテン見ますね・・・
種類を考えれば意外といけるかなあ・・・
そういえば、柴垣グリーンテックがある守山区の隣の春日井市はサボテン苗生産量日本一だった!
これは詳しく調べてみる必要がありますね!!
上の写真にあるアガペとか、猫じゃらしみたいなヤツが生えているフェスキュー系のグラスなんかも
いけそうですね。

このサボテンを使うときの注意点は水の管理。サボテンは基本的には水がすきなのですが、水はけが悪かったり、水をあげすぎてしまうと根ぐされを起こします。
よくお客様で『私はサボテンも枯らしてしまうから、植物はちょっと』と言う方がいらっしゃいますが、
気にされることは全くありません。サボテンは正直難しい植物ではないかと私は思います。
そもそも、日本では気候があっていない。水遣りも難しい。土も選ぶとなると、普通にホームセンターで売っているパンジーやビオラなんかと比べると格段に難しいのではないでしょうか?
何を隠そう。私もサボテン枯らしたことがあります!威張れませんが・・・
今までカクタスガーデンを作りたいと仰られたお客様はいませんが、屋根のあるドライな場所なんかで
どしても飾りたいときなんかは、(排水のことをしっかり考えられれば)カクタスガーデンよいと思います!!
さあ、次回はもう一回サンディエゴオールドタウン。まだまだ面白いものがてんこもりでしたからね!!