【高級雑草】『スベリヒユ』という雑草はたべらる?公園で見つけたので、とりあえず生で食べてみた。 2015-9-5

公園で見つけたスベリヒユという雑草を調理するガーデンドクター柴ちゃん
公園で見つけたスベリヒユという雑草を調理するガーデンドクター柴ちゃん

先日、私のFacebookのフィードにこんな気になる記事が『スベリヒユという雑草が美味い』。


何だって?スベリヒユってあの見た事がある雑草ではないか?ということで早速チャレンジ!


すると、朝通勤途中のいつもの公園でいとも簡単に発見!!!

スベリヒユはポーチュラカの仲間の多肉植物

公園の入り口石畳の隙間にびっしりと生えるスベリヒユ
公園の入り口石畳の隙間にびっしりと生えるスベリヒユ

スベリヒユはスベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物で庭のお手入れの時によく見る雑草です。

多肉植物なのですぐプチプチと取れますが、根っこは結構とり難い。その為、何度も何度も生えてくるので、畑などでは執拗な雑草として嫌われています。

お庭でよく使うポーチュラカの仲間で、実はポーチュラカも食べられるようです。

知らなかったなあ。食べられる多肉植物といえばサボテンだけかと思っていました。


しかし、地域によっては食べる為に栽培されていて、沖縄県では『ニンブトゥカー』、山形県では『ひょう』と呼ばれて食べられているようです。

また、ギリシャやトルコなどでは、炒めたり生のままサラダにして食べるそうです。

生です!生!


そしてなんと、このスベリヒユ。実は健康食品らしい。

ガーデンドクター柴ちゃんは健康食品のことは余り知らないですが、オメガ3脂肪酸という名前は聞いた事がありました。健康にいいものなのだろうなと何となく想像できます。

そのωー3脂肪酸がこのスベリヒユには多量に含まれているらしい。


凄い雑草だ!!!


そして、生える場所は畑の中、庭の中はもちろん。上の石畳の隙間や、路傍などにも生えます。

それは多分、多肉植物の特性を生かして、少々乾いても大丈夫なところに生えてくるのだと思います。


しかし、こんな雑草が果たして本当に食べられるのでしょうか?

職人時代に散々引っこ抜いてきた雑草です。

スベリヒユをここから一掴み、ワシャっとちぎって採取しました。
スベリヒユをここから一掴み、ワシャっとちぎって採取しました。

まずはよく洗う

よく洗ったスベリヒユ。公園の入り口なのでさすがに汚いと思う。
よく洗ったスベリヒユ。公園の入り口なのでさすがに汚いと思う。

まずは良く洗うことです。先日のヤマボウシの実やイタドリなど様々な庭の恵みに挑戦しているガーデンドクター柴ちゃんですが、公園の入り口で採った雑草です。さすがにちょっと気が引けますので、かなり念入りに洗いました。すると、他の雑草や落ち葉など結構汚れています。

それは仕方がないですね。でも、お庭に生えているものだったら、別に汚くもないだろうし、何かに汚染されているということもないはずです。

ま、何事も念入りにすることは悪くないですよね。

生で食べてみる

とりあえず、生で食べてみました。


大変申し訳ないのですが、生で食べてるところを写真に撮り忘れてしまったので、食べた雑草の写真をご覧になっていてください。


生で食べた感想は、意外と癖がないなということ。

しかし、ちょっと青臭い感じもしますが、コレくらいなら他の食品として売られている野菜でも

癖がきついものはもっとあるなというかんじです。


沢山食べると歯がぎしぎしすると書いてありましたが、私はそんなに感じませんでした。

ほうれん草の生を食べるほうがよっぽどぎしぎしするかな。


そして、ぬるぬるします。

これは結構特徴的ですね。


ギリシャやトルコなどではサラダにするそうですから、もちろん生で食べているわけです。


ガーデンドクター柴ちゃん的には、


『あまり癖があるようには感じないけど、草食べてる気はする。』


というのが、生で食べてみた感想です。


本日はここまで。


明日、調理して食べた様子をお伝えしようと思います。

それでは!お楽しみに!!!