【驚愕の値段】何でも鑑定団を見ていたら驚きの灯籠が!お庭には宝が眠っているかも? 2015-9-24

何でも鑑定団に出ていた織部焼きの灯籠。果たしてお値段は!?
何でも鑑定団に出ていた織部焼きの灯籠。果たしてお値段は!?

先日実家に帰った際、たまたまついていたテレビで放映していたのは、テレビ愛知でやっていた『何でも鑑定団』。ガーデンドクター柴ちゃんは普段全くと言っていいほどテレビを見ません(大好きだけれども見る時間が無い)が、この番組は結構好きです。テレビ愛知では日曜に再放送しているのかな?お昼にご飯食べに家に戻ると、この番組がやっているので、それをみる事が多いです。

しかし、火曜日の夜にたまたまテレビを見ていたらやっていました。

そして、そこ出てきたのは灯籠。ガーデンドクター柴ちゃんはテレビに釘付けになりました。

珍しい焼き物の灯籠

尾張旭のどうだん亭にある焼き物の灯籠
尾張旭のどうだん亭にある焼き物の灯籠

こちらは、以前に紹介した尾張旭市にある『どうだん亭』に有った灯籠。この灯籠も結構珍しいなと思って写真を撮ったのですが、今回出てきた織部焼きの灯籠なんて見た事がありません。灯籠といえば、前に鎌倉に行った時に紹介したステンレスの灯籠がありましたが、あれも結構珍しい。


しかし、今の時代灯籠と言えば石で出来たものが殆どです。

石造りの灯籠。
石造りの灯籠。

これは大阪で見つけた灯籠ですね。気がつけばガーデンドクター柴ちゃん。灯籠の記事がたくさんありますね・・・


灯籠は、その形によって名前がつけられています。その名前の由来は色々ありますが、例えば春日灯篭だと、奈良にある春日大社にある形だから春日灯篭。また、金沢の兼六園にある琴柱型の灯籠などはその形が名前の由来になります。


今回の織部灯篭の名前の由来は『古田織部』という安土桃山時代の茶人が考案したもので、灯篭としてはかなりメジャーなスタイルです。

しかし、殆どの灯籠は先ほどお伝えしたように石造り。

今回の織部灯篭は、焼き物です。

織部焼きは地元の焼き物

織部焼きの灯籠
織部焼きの灯籠

そして、今回の灯籠は『織部焼き』です。織部焼きとは、岐阜県土岐市付近で安土桃山時代に作られていた焼き物の名前で、古田織部の指導の下作られた焼き物だそうです。土岐なんて超地元。

このあたりは、瀬戸や土岐、常滑など沢山の焼き物の産地がありますので、焼き物があればかなりの確率で地元。うれしいですねえ。


古田織部は、あの大茶人である千利休の弟子。そのために、色々と考案したんですね。

でも、私が知っているのは『織部焼き』と『織部灯篭』のみ。

今回の灯籠は『織部焼きの織部灯篭』です。これはきっと凄いんではないでしょうか?


因みに本人評価額は期待をこめて『100万円』。

でも、100万円の灯籠って凄い。今の時代、灯籠は処分する事のほうが多い気がします。

中々100万円で灯籠を庭に設置するお客様はいないんじゃないかな・・・


さあ、オープン・ザ・プライス!!!

織部焼きの織部灯篭。そのお値段は驚きの600万円!!!

織部焼きの織部灯篭の値段は600万円!
織部焼きの織部灯篭の値段は600万円!

すごい!!!600万円だ!!!


これには見ていた私もびっくり。

凄すぎる!

『いい仕事してますねぇ』の中島誠之助先生。そのコメントはさすが!!!
『いい仕事してますねぇ』の中島誠之助先生。そのコメントはさすが!!!

鑑定員の中島誠之助先生によると、『土岐で作られた織部焼きの灯篭に間違いございません』とのこと!!!さらに、ここから私が気になっていた部分を解説してくれました。

火袋と笠が無かった織部焼きの織部灯篭
火袋と笠が無かった織部焼きの織部灯篭

そうです。この灯籠、灯篭として大切なパーツである火袋(緑色の四角い部分)と笠(しろい三角の部分)が無かったのです!「そうだよね!」と思っていたのですが、ここで中島先生が驚きの発言『もし、全部揃っていたら1000万円以上する』との事!!!凄い!!!

灯籠が1000万円!!!これは一大事です!!!

中島先生は「今残っているのはコレだけかも。」と仰っていました。だから価値があるんですね。

確かに見たこと無いもんなあ。


今回、この放送をみて、「庭ってまだまだ凄いお宝が眠っているのかも?」という思いが生まれてきました。皆様。そのお庭に有る庭園材料。捨てるのはまだ早いかも?プロに相談されると結構良い値段がつくかもしれませんよ!