【JEXA】一般社団法人 日本エクステリア設計協会の設立説明会と設立記念公演に行ってきました!!!2015-12-2

JEXA設立説明会の後に行われた懇親会にて。水野さん写真ありがとうございます!!!
JEXA設立説明会の後に行われた懇親会にて。水野さん写真ありがとうございます!!!

昨日は東京へ出張してまいりました!

その理由は一般社団法人日本エクステリア設計協会の設立説明会と設立記念公演の為!


ことは、先日お伝えしましたYKKさんの授賞式に始まります。

その授賞式の際お会いしましたのが、審査員として来られていました、われらが大熊一幸先生

その際に、


『柴垣は来なきゃだめ。12/1日はあけておいてね♪』


と・・・。これはいかなかん!!!

JEXAってどんな団体なんだ?

JEXA設立説明会の開始前。前には設立メンバーが・・・先輩から友達まで沢山。
JEXA設立説明会の開始前。前には設立メンバーが・・・先輩から友達まで沢山。

私も、事前に何か知っていたわけではありません。しかし、今回設立に加わったメンバーの半数以上が私の友達・・・

Facebookなどで情報は流れてきますので、『あ、何かやっているな!』とは思っていましたが、具体的には分かっていませんでした。

この団体が何をする団体なのかは、この冊子の一番大事なところに書いてありました。


エクステリアの理想を追求しエクステリア設計者とともに業界の活性化を目指す『JEXA』
エクステリアの理想を追求しエクステリア設計者とともに業界の活性化を目指す『JEXA』

『我々(JEXA)はエクステリアの理想を追求し、エクステリア設計者とともに、業界の活性化を目指します』


この一文が最も端的に会をあらわしていると思います。

また、次の一文に私は強烈に惹かれました。

エクステリアについてそろそろ本気で語り合いませんか?
エクステリアについてそろそろ本気で語り合いませんか?

『エクステリアについてそろそろ本気で語り合いませんか?』


本気で語る!!!


ガーデンドクター柴ちゃん。このブログでは常に本気ですが、確かに一方通行!!!

語り合ってはいない!!!

ついに本気の協会ができるのか!!!

JEXAイベントプロジェクトの内容は?

JEXAイベントプロジェクト。5つの項目が各理事から発表された!
JEXAイベントプロジェクト。5つの項目が各理事から発表された!

まずは、会長である古橋宣昌会長の挨拶から。

実は古橋さんはE&Gアカデミーの学長。

私も行っていた学校なので、初めて会ったのはもう15年も前。

私は神戸校に行きましたが、その当時、東京校をとても親切に丁寧に案内していただいたのを覚えています。

古橋さんがいなければ今の私は無いといっても過言ではないです。

古橋さんからはJEXA設立の意図、目的をお聞きしました。

15年たっても熱い!!!


そして今回は各担当理事から5つのイベントプロジェクトが発表されました。


①イベントプロジェクト

こちらはグランドマムの山本結子さんからの発表。ガーデンドクター最大の失敗は、山本さんとご挨拶できなかったことです。素敵な方でした・・・と、趣旨がずれた。

こちらのプロジェクトは、日本の各大都市ごとにイベントを開催しようというもの。

最初は日本の都道府県全てで行おうと古橋会長は仰ったそうですが、さすがにできないと言うことで

大都市限定になりました。その中に当然我ら名古屋も含まれます。

そして、このイベントの趣旨は『語り合うこと』。もちろん他の事もするでしょうが、本気で語り合う場を作る。これが最大のポイント。


②提案システムプロジェクト

こちらは粟井さんからの発表。粟井さんは私の前の会社の先輩なので、大熊さん同様大変お世話になっている方です。

こちらの内容は、古橋会長が発信されている『ニューモラルスタンダード(他社の図面を用いた発注行為はしない)』を含めた、提案する側と提案される側の心構えやモラルの改革。システムの構築を目標に活動するプロジェクトです。

ここは実はとても大きな問題です。

現在のエクステリア業界は、他の会社さんの図面を用いた発注行為が行われることがあります。

こんなことは正直あってはなら無いことですが、まだあります。

これは発注する側(お客さま)と発注される側(エクステリア業者)の両方に問題があります。

これを改革していこうというプロジェクト。

日本のエクステリアをよくしていこうと思うなら絶対に改革しなければいけないポイントです。

ガーデンドクター柴ちゃんはもちろんモラルを守ります。

他社の図面で受注するなどありえません。


積算見積りプロジェクト

これは水戸のドリームガーデン田村社長からの発表!アメリカに一緒に行った田村社長が説明するのは積算見積りプロジェクト。

大切な話しばっかりでしたが、ここも大切なお話でした。

田村社長が例として挙げられていたのは水戸と岐阜の見積書とそこに記載されている単価の違い。

今現在の日本において、各業者の単価はバラバラ。そして見積もり項目もバラバラ。

これって、選ぶお客様の側からしたら選びにくいんじゃないだろうか?

さらにそれはエクステリア業界の為になっているのであろうか?

このあたりにメスを入れていこうじゃないか!と言うプロジェクト。

具体的には各地の平均単価を調べたり、見積り項目を調べたりして基準と言うものを公表しようじゃないかと言うこと。それを使えばいいというわけではなくてあくまで目安。

目安があればお客様も選びやすいですもんね。

田村社長の積算見積りプロジェクト!!!
田村社長の積算見積りプロジェクト!!!

 

④設計評価基準プロジェクト

これは大熊さんからの発表!大熊さんのプロジェクトは形の無い設計と言うものに基準を与えようじゃないかというもの。

簡単な話しでたとえると、今現在。中古住宅においてのエクステリアの価値は無しに等しいです。

しかし、そこに一定の評価基準が存在すれば、それに当てはめて査定した場合、資産としての価値が生まれる。その評価基準をつくろうじゃないかという壮大なプロジェクトです。

こうすれば、未来のエクステリアの価値。いや、今作っているエクステリアの価値も資産として考えられるようになると言うこと。

今は例としてお金でたとえましたが、本当に発信したいのは、そうした基準ができることによってレベルの高いエクステリアが巷に増えていくようにする事。

これは!大熊さんにしか出来ないようなプロジェクトだなあ。

 

⑤設計コンテストプロジェクト

これは竪川雅城さんからの発表。

『純粋にエクステリアの設計の技量を競い、設計能力の向上設計者の地位向上につなげていく』。

これを起点にして業界全体の設計能力を向上していきたいと言うのが狙い。

今現在、各メーカーさんが行っているコンテスト。

これとはちょっと別枠のような感じで、純粋にエクステリア設計の技量を競うわけです。

これは楽しみ!!!ガーデンドクター柴ちゃんも是非とも参加したい!!!

 

ここまで簡単に要約してみましたが、凄い内容です。

実現していけば、確実に日本のエクステリア業界は変わっていく。

いや、実現しなければいけない内容なのです。

実は日本のエクステリアとガーデンに携わる人々の地位って正直高く無い。

アメリカやイギリスでは建築家と同様の地位で扱われて、職業としても非常に人気が高いし、皆から憧れられる存在。

日本の外構、造園の技術って実は相当高いんです。

世界に比べても全く負けていません。

なのにどういうこと?

 

ここを解消する為にも業界全体で頑張っていかなければいけません。

 

 

そして、最後は九州の田主丸緑地建設の小西さん!!!

小西さんもお友達ですが、いやー。すごいいい公演でした。

他の設計者の設計のポイントを聞いたりって今は中々無いので非常に勉強になりました。

素敵な植木がバンバン植わる設計。ああ。いいなあ。

ガーデンドクター柴ちゃんも自分の畑を持って、植木を植えまくって育てたい。

私に新たな夢ができた瞬間でした!!!

小西さん。本当に素敵な公演ありがとうございました!そして、いつもブログ読んでくださってありがとうございます!!!

懇親会では沢山の方々にお会いできました!

JEXA設立説明会の後に行われた懇親会。皆で乾杯!!!
JEXA設立説明会の後に行われた懇親会。皆で乾杯!!!

そして、最後は懇親会!!!

沢山の方にお会いする事が出来ました。

驚いたのは日本全国各地から沢山の方が来られていること。

それだけこの協会への期待度が高いと言う事が伺えます。


沢山の方にお会いできました。大熊さんありがとうございました!!!
沢山の方にお会いできました。大熊さんありがとうございました!!!

本当に沢山の方にお会いしたので、全然何も食べられませんでした・・・・


しかし!!!


しかしです!!!


嬉しいことに、初めてお会いする方が結構私のブログを読んでる!!!


『ああ!!!ブログ読んでます!!!』


と言っていただく方が物凄く多くて、正直かなり驚きました。


嬉しいなあ。

本当に嬉しいです。

嬉しいですが、これからますますガーデンドクター柴ちゃんも頑張らねばいかんということです!!!

しかし、こうして本気で語り合う仲間ができると言うのは本当に嬉しいこと。


これからも、庭の困りごとを解決するガーデンドクター柴ちゃんブログを通して

日本の庭・外構業界に貢献していけたらと思います!!!


やるぞ!!!