ガーデンドクター柴ちゃんが見つけた街中の面白いもの②コンクリートブロック編 2016-2-16

これはコンクリートブロックの新しい使い方だ!小幡にありますよ!
これはコンクリートブロックの新しい使い方だ!小幡にありますよ!

昨日まで、ガーデンドクター柴ちゃんのイギリス庭紀行でしたが、

今日はガーデンドクター柴ちゃんが日々、お庭のお役立ちブログを書くために広げているアンテナが捉えた街中にある面白いもの中で、コンクリートブロックを使った面白いものを特集していきたいと思います。因みに第一弾はこちらです。

 

まずは昨日見つけた面白い看板?

 

白と黒でお店の名前が書かれています。

外構屋としてはこの発想は無かったなあ・・・

勉強になりますが、ちょっとお客様のおうちでは使い難いかな・・・

斜めに積んだブロックは、さながら城の石垣

7段内側に倒れこむように積まれているコンクリートブロック。その上は垂直だ。これは凄い。
7段内側に倒れこむように積まれているコンクリートブロック。その上は垂直だ。これは凄い。

こちらも守山区で発見しました。

 

 

どうなっているのか分かりますか?

7段目まで内側に傾けてCBを積んであるのです。

 

こうして斜めに積むことによって、土圧は抑えられるはず。非常に効率が良いように思える。
こうして斜めに積むことによって、土圧は抑えられるはず。非常に効率が良いように思える。

 

縦の画像で見るとより分かりやすいと思います。

 

今、ブロックを積むのは殆どが垂直につみますが、これは斜めになっていると思われます。

凄いですね。しっかり遣り方工事をしたのでしょうね。

こうすることで、外へ出ようとする土圧にCB自体の重さと重力が加わりかなり安定感は増すはずです。

間知石のCB版のような感じでしょうか?

アイディアですねえ。これはデザインを含めて使えそう!

万年塀とCBのコントラストはアートレベル

これは凄い!と以前から気になっていたのですが、半分新しくなっていました。こんな風に出きる職人さん今でもいるんだな・・・
これは凄い!と以前から気になっていたのですが、半分新しくなっていました。こんな風に出きる職人さん今でもいるんだな・・・

 

こちらも守山区で見つけた外構です。

CBと万年塀が組み合わさって出来ています。

 

これは本当に凄い。

 

調べてみたところ、万年塀は日本工業規格(JIS)でも規格が設定されている様で、ある万年塀専門会社では最大高さ3.9mまで建てられるような事が書いてありました。

今では、殆どがコンクリートブロックで壁を作りますが、確かに昔は万年塀の家も多かった。

古い工場などは今でも万年塀多いですものね。

 

ふるいほうのCBをみると、かなり年月がたっていそうです。

CBと万年塀を組み合わせた外塀。当時は相当にモダンなスタイルの外構だったことでしょう。
CBと万年塀を組み合わせた外塀。当時は相当にモダンなスタイルの外構だったことでしょう。

 

しかし、こうして新しく作り直しているということは、これを作れる職人さんがまだ存在するということになります。

私の知識ではかなり珍しいものだと思うのですが、守山区にいらっしゃるのでしょうか?

 

まだまだ、ガーデンドクター柴ちゃんも知らないことだらけです。

 

今日ご紹介した面白いものは全て守山区で見つけたものです。

それも、柴垣グリーンテックから歩いていける範囲。

 

守山区の外構でこれだけ面白いんだから、名古屋市になったら一体どんなものがあるんだろう。

どきどきしますね!

これからも、面白いもの見つけていきます!