【仮設工事】ワイヤレスインターホンに階段、ポスト、ゴムマット、カラーコーンにバーが柴ちゃん流!2016-7-15

これがガーデンドクター柴ちゃん流の仮設工事だ!
これがガーデンドクター柴ちゃん流の仮設工事だ!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
前回は、植木としてはかなり優秀な常緑樹であるソヨゴについた黒点病について書きましたが、今回は柴垣グリーンテックで行っている架設工事について書いてみようと思います。

仮設工事とは?

階段が作られていない玄関。これでは引っ越しや生活が不便ですね。
階段が作られていない玄関。これでは引っ越しや生活が不便ですね。

そもそも、仮設工事とは何か?

 

家を建てたり、外構やお庭の工事をされた事がない方は、チンプンカンプンかもしれませんね。

お家やビル、公園や商業施設など、工事現場には必ずと言っていい程あるのが仮設設備。

 

名前から行くと、仮の設備という事になります。

例えば、工事現場に危ないから入らない様にするバリケード。水道を使う為に引く仮の水道。

電気を使う為に引く仮の電気引き込み線等、現場を作ったり安全を守る為に作る設備の事を仮設設備といい、それを設置する事を仮設工事と言います。

 

今回柴ちゃんが行う仮設工事は外構の新築工事。

上の写真を見てもらうと、建物以外は何もない状態だと分かって頂けると思います。

 

これにお客様が住む為に必要な「階段・インターフォン・ポスト・表札・仮設アプローチ」をつけ工事の期間、安全のため外部からの侵入を防止するカラーコーンとバーの設置を行います。

今回のメインは仮設階段工事

仮設の階段に必要な材料。鋼管で足場を作るような要領で階段を設置して行きます。
仮設の階段に必要な材料。鋼管で足場を作るような要領で階段を設置して行きます。
まずはこちらの階段工事。
今回は明日の引っ越しに備えて、いち早く階段を作る事がメインの仮設です。
用意するのは上の写真にある仮設階段用の資材。
・1mの鋼管(単管パイプ)
・鋼管に取り付ける階段用の足場
・鋼管を留める為の鋼管杭と金具
・鋼管で傷がつかない様にする養生材
こんな感じですかね。

アマゾン凄い!なんでも揃いますね。この辺だと思いますが、商品をはあくまでイメージです(実際に買われる方はしっかりと使える組み合わせかを考えて購入してくださいね!)。

 

これに、あとはこれを組み立てるのに使う工具。


アマゾン本当に凄いですね。なんでもある。

 

まずは、最初に単管パイプを階段を作りたい所へ置いてみます。

単管パイプを設置する部分に置いてみる。しっかりと養生を敷いて。
単管パイプを設置する部分に置いてみる。しっかりと養生を敷いて。

大体こんな感じでしょうか?

 

ここで最初のポイントは、単管パイプは固いので置く部分によっては傷がついてしまう可能性があるので、それを防止する為に養生をする事。

 

ここでは青いプラスッチックの養生材を用いています。

階段の一段目を軽く付けてみる。
階段の一段目を軽く付けてみる。

次に階段の一段目を軽く付けてみます。

こうすると分かるのが、この階段の角度。

角度によっては全然使えなくなってしまうのであらかじめ見ておく必要があります。

この仮設階段ようのステップは角度が4段階に調節できる。
この仮設階段ようのステップは角度が4段階に調節できる。

この仮設用階段のステップは4段階に角度が調整できます。

仮で付けた物の角度が急だったので取り外してここの調整を行います。

そして取り付けた一段目がこちら。

階段の角度がポーチと水平になった。その為に足の部分の土を掘って調整をした。
階段の角度がポーチと水平になった。その為に足の部分の土を掘って調整をした。

角度良さそうですね。

 

それもそのはず。写真の単管パイプの足元をご覧下さい。

土の中に埋まっていますね。これがかなり重要なポイントです。

単管パイプは足元をしっかりと埋めて安定させると同時に角度の調節をする。

 

そして、単管パイプの足元を

 

単管パイプの足元の土をしっかりとつき固めて固定する。
単管パイプの足元の土をしっかりとつき固めて固定する。

しっかりとつき固めて固定します。

これが重要。

何でもそうですが、やったままでは行けません。つき固めて安定させる。

造園屋さんで修行してた時は石を据えるのでも何でも、これが基本のように教わった気がします。

階段の両サイドに単管杭を打ち込んで金具で留めて固定する。
階段の両サイドに単管杭を打ち込んで金具で留めて固定する。

この後、階段の両サイドに単管杭を打ち込み、金具で固定します。

これで階段完成。

 

また、隣に仮設のワイヤレスインターフォンを立てて、ポストを設置。

ポストは養生テープを貼っておいて、ここにお客様のお名前を書き入れます。

こうすれば、表札代わりにもなります。

 

ワイヤレスインターフォンの電池は意外とすぐに無くなる。
ワイヤレスインターフォンの電池は意外とすぐに無くなる。

階段の先から伸びるゴムマット。

2年くらい前から導入していますが、これがいい品質です。

物によっては、段々と固くなっていって使い難くなってしまう物もありましたが、これはずっと柔らかくて使いやすい上にしっかりとしています。

これは良い買い物しましたね。

 

そして、道路との境界部分にカラーコーンとバーを設置して仮設工事完了。

 

仮設工事完了しました。
仮設工事完了しました。

他の工事が満杯で、工事までしばらくありますが、これでお客様も安全に通って頂けます。

これも大事なお仕事。

ガーデンドクター柴ちゃんはお庭作りにたいして手を抜きません!!!

 

あと、最後に余談ですが、今回も大活躍したワイヤレスインターフォンですが、子機の電池が切れてました。12月に最初の電池を入れたので7ヶ月は持ちました。

この七ヶ月間は電池入れっぱなし。これは仮設で使うだけでちょっと勿体ないので、これからは電池を抜いて保管しておこうと思います。

それにしても、インターフォンの仮設は本当に楽になりました。

もうこれ無しでは考えられません!!!

 

ありがとうワイヤレスインターフォン!!!