チアシードの次はシソ?ガーデンドクター柴ちゃん。シソの実がチアシードのように膨らむか実験! 2015-11-16

シソの実をかじってみるガーデンドクター柴ちゃん。実の食感はプチプチといい感じ。
シソの実をかじってみるガーデンドクター柴ちゃん。実の食感はプチプチといい感じ。

さて、昨日までYKKさんの授賞式から巨匠建築家に学ぶ建物探訪シリーズとなっていましたが、

本日より通常ガーデンドクター業務に戻ります。

 

本日は久しぶりの実験!!!

 

以前、バジルシードを再現したり、チアシードを育ててみたりしました。

因みに、その後順調に育っているチアの様子がこちら。

種から順調に育ったチアシード。今ではガーデンドクター柴ちゃんにとってはなくてはならないインテリアになっています!
種から順調に育ったチアシード。今ではガーデンドクター柴ちゃんにとってはなくてはならないインテリアになっています!

順調に育っていて、可愛いです。

普段は日が当たるように、このパソコンのモニターの裏においているのですが、モニターより大きくなってきて、目に入るようになってきた。そうなると何故だか嬉しいですよね。

緑に囲まれた生活って素敵。

 

ちょっと話しがそれましたが、今日はガーデンドクター柴ちゃんが気になった関係性から、新しい実験をしてみたいと思います。

バジルとチア、両方ともシソ科植物

こちらはバジルシードドリンク。粒粒にゲル状のものがまとわりついている。一見するとカエルの卵だが・・・
こちらはバジルシードドリンク。粒粒にゲル状のものがまとわりついている。一見するとカエルの卵だが・・・

以前試したバジルシード、チアシード。実は両方ともシソ科の植物です。


シソ科の植物と言っても、実は沢山有ります。

ローズマリーもシソ科の植物。
ローズマリーもシソ科の植物。
タイムもシソ科の植物。
タイムもシソ科の植物。

上に上げたローズマリーとタイムもシソ科の植物です。

植物学的に言うと、「科」とは結構大きなくくりになります。

しかし、特徴的には両方とも香りが強い気がしますね。

バジルも凄い特徴的な香り。今、チアの葉っぱをこすってみると、結構強い香りを放ちました。

 

ではシソは?これはもう説明の必要がありませんね。


ガーデンドクター柴ちゃんも大好きなシソ。

柿の種のシソ味。めちゃくちゃ美味いですよね。ダイエット中の柴ちゃんにはきつい映像だ。

私のシソの一番好きな食べ方は、薬味としてソーメンつゆにたくさん入れて食べる!

どんなものに入っていても美味いと思いますが、これは最高です!

夏じゃないのにソーメンが食べたくなってきた・・・

あ、いかん。ダイエット中でした。


ということで、今日はシソの実もバジルシードやチアシードのように水分を得ると膨らむか?と言う実験をしてみたいいともいます。

実家にシソがわんさか生えていた

数年前に畑にした実家の庭。シソがわんさか生えていた。
数年前に畑にした実家の庭。シソがわんさか生えていた。

実は柴ちゃんの実家は庭の一部を畑にしています。

10年くらい前でしょうか?母の要望により、私が開墾しました。

毎年トマトやらを適当に植えています。

今年もトマト・インゲン等が沢山収穫できました。


そして、その畑の一角に今年はシソがたくさん生えていました。

シソの花が終わった後の状態。
シソの花が終わった後の状態。

よく見るシソの実の佃煮なんかは、この状態のものを収穫してから作るようです。

アマゾンに売っていました。


しかし、チアシードのような実、いわゆる「種子」をとるにはまだ早い。

もっと時間を置くと下の写真のようになります。

こちらは花の部分が古くなり干からびたシソ。こうなると実が収穫しやすい。
こちらは花の部分が古くなり干からびたシソ。こうなると実が収穫しやすい。

こんな感じになります。

花のあとが干からびた状態になる。全体的に茶色くなってます。

こうなったら、種子の採り頃です。

花柄をむしって手でつぶしていきます。

乾燥しているので、すぐにぼろぼろになります。

この時、非常にいい香りがしてきます。ザ・シソの香り。

ご飯が食べたい!

手でつぶした花がら。この中に本当の種子が眠っている。
手でつぶした花がら。この中に本当の種子が眠っている。

そして、ガラを除いていくと・・・

シソの種子。佃煮のシソの実は花の咲いた後のガクの部分まで煮込んで佃煮にするようですね。
シソの種子。佃煮のシソの実は花の咲いた後のガクの部分まで煮込んで佃煮にするようですね。

シソの種子が出てきます。

チアシードやバジルシードに比べると、随分小振り。

1/3から半分くらいの大きさでしょうか?


TOPの写真ではガーデンドクター柴ちゃん、一粒食べています。

味は悪くありませんが、種の味です。

チアシードと同じような味。シソの香りはしませんでした。

ただ、食感は同じようにプチプチと気持ちがいい。

似たようにゲル状の幕をまとうでしょうかね!?

シソの種子よりちょっと縦長のバジルシード
シソの種子よりちょっと縦長のバジルシード
チアシードもシソの種子より長い
チアシードもシソの種子より長い

シソの種子を水につけてみる

水につけてすぐ、殆ど水に浮いているシソの種。
水につけてすぐ、殆ど水に浮いているシソの種。

さて、実験開始です。


以前と同じように、水を張ったお皿に採れたシソの種子を投入。

軽いのか、殆どが浮き上がってきます。


約十時間後にもう一度チェックすると・・・

いくつかは水に沈んでいきましたが・・・
いくつかは水に沈んでいきましたが・・・

約10粒位は水の中に沈みました。

水に沈んだと言うことは、水分を吸収したと言うこと?

期待できるか?


沈んだ種を一つぶ取り出してみると

ゲルのゲの字も無い感じのシソの種。
ゲルのゲの字も無い感じのシソの種。

何も纏っていません。

ゲル状の幕は何も無い。他のものも同じです。


うーん。チアの次はシソだと思ったんだけどなあ・・・

違ったみたいです。


因みにチアシードとかの回りに出来るゲル状のものはグルコマンナンといってコンニャクと同じ成分だそうな。グルコマンナンて聞いたことありますね!


同じ科の植物でも、結構性質は異なる事が分かりました。


確かに、シソとバジル。全然違いますものね。


勉強になりました!

さて、今度はどんな実験になるのやら!お楽しみに!!!