【ミッ〇ーマウスの木】面白い看板の足元に世界一有名なネズミの名前のついた庭木があった。2016-6-22

お客さま訪問した近くで見つけた面白い看板。この足元に生えている木。見慣れないけど・・・何?
お客さま訪問した近くで見つけた面白い看板。この足元に生えている木。見慣れないけど・・・何?
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
本日は、そんなお客さま訪問の際に立ち寄ったところで見つけた面白い看板の紹介!では無くて、その下に生えていた見慣れない植物についてです!

赤い花?が咲いた植物だけど見慣れないなあ・・・

この時期に赤い花?見慣れないなあ・・・
この時期に赤い花?見慣れないなあ・・・

ガーデンドクター柴ちゃん、この植物を見てもピンときませんでした。

 

姿は結構暴れていますね。鉢植えで植栽されています。

もう少し近寄ってみると・・・

花と一緒に実がなっている?そんなことってあるのかな?
花と一緒に実がなっている?そんなことってあるのかな?

赤い花に黒い実がついています。実もパンパンでなんか美味しそうですね・・・

大体植物って分かるんだけどな~。こんなのはじめてみたなあ。

もう少し近づいてみると・・・

何となく幹肌は桜のような感じではないですか?サクラと言えばバラ科です。

そういえば葉っぱも何となくバラ科のような感じがします。

でも、こんな植物ってバラ科であったっけ?

 

こんなときは、以前から紹介しているこの花なんだったかな~?と思ったときに探す方法を実践してみます。

 

『6月22日に咲いている花 赤』で検索すると・・・で、出た!!!

 

な、何だって!そんな名前の木があるのか!?

ミッキーマウスの木という名前でした

そう、世界一有名なネズミの名を冠した植木でした。

 

ミッキーマウスノキ。

 

正式名は

 

オクナ・セルラタ(Ochna serulata)

 

いやあ、初めて聞く学名だ!!!

ガーデンドクター柴ちゃんも、まだまだ知らない事がたくさんあるなあ・・・

 

また、これ全然バラ科では無く、オクナ科の植物でした。

オクナってなに?とはてなマークが頭の中を駆け回りましたが、原産地は南アフリカで基本は暖かいところにいた植物なので常緑。

しかし、気温が10度を下回ると落葉してしまうようです。

耐寒性は少なく5度まで。冬場は屋内に入れて10度から13度くらいを保ってあげると良いそうです。

なるほど、だから鉢植えだったんだ!

 

特徴的なのは赤い花。ですが、花と思っていたものは花では無くがく片。

花は春から夏にかけて黄色い2cmほどのものが咲くそうです。

 

花の後にがくが赤くなってそれも楽しめるとは何かお得な感じのする木ですね!

 

学名のオクナはギリシャ語のオクネ(野生のナシ)から来ていて、葉っぱが梨の葉に似ているからこの名がつけられたようです。

ナシと言えば、バラ科!あながち間違っていなかったのかも・・・

画像を反対にしてみると・・・

黒い実がミッキーの耳。そして赤はミッキーのズボンの色。確かにミッキーマウスだ!!!
黒い実がミッキーの耳。そして赤はミッキーのズボンの色。確かにミッキーマウスだ!!!

あわわわわあ・・・み、ミッキーマウスだあ!!!

いた!!!

 

誰ですかね?このネーミングつけたの。素晴らしいです。

確かにミッキーマウスだなあ。

 

最初に知っていたら、それらしいところで写真撮ったのに・・・悔やまれます。

世の中にはまだ知らない植物がいっぱいありますねえ。

 

ガーデンドクター柴ちゃんの修行も果てが無い・・・でも、本当に楽しいな♪

 

これからも、楽しい、そしてお庭の困りごとを解決する柴ちゃんブログ続けますよ!!!ご期待ください!!!