名古屋の建築展示会で出会ったモールテックス『MORTEX』凄い!下地を選ばない夢の左官材料は防水も可能なのでプールも出来ちゃう! 2016−10−15

モールテックスを売っている毛受(めんじょう)建材の毛受社長とガーデンドクター柴ちゃんの2ショット!
モールテックスを売っている毛受(めんじょう)建材の毛受社長とガーデンドクター柴ちゃんの2ショット!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。
今回は名古屋市の吹上ホールで開かれている建築の展示会に行ってガーデンドクター柴ちゃんが今、一番気になる左官材料の情報収集をして来たので、その模様をお伝えしたいと思います。

ガーデンドクター柴ちゃんが気になる夢の左官材料!その名は『モールテックス(MORTEX)』

こちらの左官材料。凄いです。

 

ベルギーの会社であるBEAL INTERNATIONAL SAという会社が製造・販売を行っています。

輸入材料なんですね。

左官材料と言えばセメントと水を練ったモルタルというのが一般的です。

これはブロックの下地等でも使われていて、ブロックの目地を埋めたりする時に使っています。

また、仕上げ等に使うジョリパットやベルアートなんかも左官職人さんがコテで塗って行きますね。あれも一種の左官ですかね。

 

今回のモールテックスはその辺の仕上げ材とも違う表情で仕上げが出来る。

なんと言ったら良いのか難しいですが、意匠性と機能性を併せ持つ湿式の左官塗材です。

モルタル仕上げの鉱物感を上手い事表現できる材料とでも言いましょうか。

 

こちらの『モールテックス』その最大の特徴は、今までの左官材料の常識を覆す性能です。

その大きなポイントとしては

 

①塗る下地を選ばない

 

②防水できる

 

この二つが実現できる所にあります。

 

塗る下地を選ばないので、木材、タイル、金属、鉱物下地などあらゆる下地に接着

スタイロフォームの上に塗ってあるモールテックス。
スタイロフォームの上に塗ってあるモールテックス。

こちらはスタイロフォームにモールテックスを塗ってあります。

普通のモルタルならこんな事で来ませんが、モールテックスなら可能。

 

こんな感じで、加工のしやすい下地を使って難しい形の物を作ってその上からモールテックスで仕上げる。

今までになかった質感の物が出来上がります。

 

下地を加工性の良い物で作ってモールテックスで仕上げることが出来る。
下地を加工性の良い物で作ってモールテックスで仕上げることが出来る。

例えばこんな形のテーブルだって簡単に出来てしまいます。

これをモルタルやRCで作っていたらもの凄く時間がかかります。

しかし、モールテックスなら何でもくっ付くので、下地を加工性の良い物で作って仕上げをするだけでOK。これは良いなあ。

 

特にお家のリフォームのときなんかも相当使える。

 

キッチンや家の壁等も、下地を選ばずに塗れるのであらゆる所がリフォーム可能。

 

これは凄い素材だなあ。

 

たった2mmの薄塗りで防水が出来る!!!

こちらはスタイロフォームにモールテックスを塗って作った水泉。水の表現が簡単にできる。
こちらはスタイロフォームにモールテックスを塗って作った水泉。水の表現が簡単にできる。

次の驚きの性能は防水性です。

 

普通のモルタルはもちろん防水は出来ません。

水がつくと染みて来てしまいます。

 

このモールテックスは違います。

防水できちゃいます。

 

ごらんください。こんなに水が循環していても平気。

凄いポテンシャルですね。海外では普通にプールの施工に使われています。

使ってみたいなあ!!!

 

今日は日本で扱っている代理店さんが来ていて、色々と説明を聞く事が出来ました。

具体的な塗り厚とか、塗り方。それに周辺の材料の選び方や使い方等とても詳しく教えて頂きました。

 

大まかには今回お伝えした内容であっていると思いますが、細かな注意点等もあるなあと言うのがガーデンドクター柴ちゃんの感想です。

 

愛知県では豊明にある毛受(めんじょう)建材さんで取り扱っています。

詳しくはこちらのページからご確認を。

毛受さんでは具体的な使い方の講習会も定期的に行っているみたいなので、詳しく知りたい方は聞いてみてください(毛受さんとは仲がいいので、柴垣の紹介というと何か特典あるかも!?ないかも!?)

ガーデンドクター柴ちゃんも行こうかなと思っています!

 

新しい素材はワクワクしますね!!!これで門塀作ったり、庭の壁作ったりしたら格好いいだろうなあ。早くデザインしたいわあ。楽しいなあ!!!