![ワイヤーメッシュの配筋状況です。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s04ede5472b497c1e/image/iebfc664286990a5e/version/1496915617/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%81%AE%E9%85%8D%E7%AD%8B%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%A7%E3%81%99.jpg)
前回は、 コンクリートの中に埋め込むワイヤーメッシュについて、お伝えしました!
柴垣グリーンテックでは、車庫コンクリートを打つ場合の基準がしっかりと決まっていて、
そのうちの一つ目は、
「溶接金網はΦ6×150×150を使用する」
というものでした。
今回は、二つ目の基準について、ご紹介します。
それは、
「溶接金網(ワイヤーメッシュ)の重ねは1目(150)以上重ねる」
というものです。
![ワイヤーメッシュを並べ中。①](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/i0099c7e1460fb1dc/version/1496917371/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%92%E4%B8%A6%E3%81%B9%E4%B8%AD-%E2%91%A0.jpg)
まず、ワイヤーメッシュの基準「Φ6×150×150」についておさらいです。
ワイヤーメッシュとは、金属を四角く網状にしたものという意味です。
Φ6というのは、直径6mm という意味でした。
よって、次に書いてある、150×150 は、150mm×150mmの間隔で網状になっているということを示しています!!
写真のワイヤーメッシュの網目の数を数えてみるとわかりますが、
ワイヤーメッシュ1枚のサイズは、
縦・・・13マス = 150mm × 13マス ≒ 1950mm
横・・・6マス = 150mm × 6マス ≒ 900mm
というサイズになります!!
おおよそ、畳1枚分と同じくらいのサイズということになります!!
![ワイヤーメッシュ並べ中②](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/i97c109894188d987/version/1496916155/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E4%B8%A6%E3%81%B9%E4%B8%AD%E2%91%A1.jpg)
「重ねは1目(150mm)以上重ねる」 ということなので、
ワイヤーメッシュを重ねる際は、1マス以上を重ねるということになります!!
写真でも、ちゃんと、1マス重ねていますね^^
![ワイヤーメッシュ並べ中③](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/i7ea8942a0b299226/version/1496916183/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E4%B8%A6%E3%81%B9%E4%B8%AD%E2%91%A2.jpg)
重ねは、1目(150)「以上」ということなので、
写真のように、2マス (300)重なっていても大丈夫です!!
むしろ、重ねれば重ねるほど、強度が上がるので、それはそれで良いのですが、
その分、材料代(コスト)が多く掛かってしまう為、ただ重ねれば良いという訳ではありません。
縦にしたり横にしたり、一番ロスの少ない置き方を試行錯誤しながら、地面に並べていきます。
必要な分を、適度に、適切に、使用するということが大切です。