【コア抜き】コンクリートに穴を開けるドリルについて!なぜドリルに水を掛けながら作業する??2017-8-3

ドリルにて「コア抜き」施工中です!!
ドリルにて「コア抜き」施工中です!!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

前回は、 アシナガバチに両手を刺され、腫れてパンパンに膨れ上がってしまった!!ハチの巣に注意!!

という内容にてお伝えしました!

 

  

今回は、「コア抜き」についてのお話です!!

 

コンクリートに穴を開ける専用のドリル

先月のブログで、

 

スロープの手すりが根元でポッキリと折れてしまった!どうやって直すのか??

 

という記事を書かせていただきました!

 

その際に、

 

コンクリートに穴を開ける専用のドリルがあると紹介しましたが、

 

そのドリルについて、もう少し詳しく紹介してみたいと思います!!

 

専用のドリルで、コンクリートに穴を開けています!!
専用のドリルで、コンクリートに穴を開けています!!
ドリルでくり抜いたコンクリートです!!
ドリルでくり抜いたコンクリートです!!

「コア抜き」の機械!!

こちらの機械が、

 

コンクリートに穴を開ける専用のドリルです。

 

機械の名前は・・・

 

 

機械の名前は、『ダイヤコアドリル』と書いてあります!!

 

ダイヤ・コア・ドリル 。

 

 

ダイヤ・・・ ダイヤモンド

        

コア・・・  芯・中核

 

ドリル・・・ 回転しながら穴をあける道具

 

 

つまり、

 

ダイヤモンド粒子でコーティングされたドリル刃を回転させながら芯をくり抜く道具

 

ということです!!

 

 

そのまんまの名前ですね!! わかりやすい!!

 

 

ちなみに、建築用語で、

 

「ドリルで芯をくり抜いてコンクリートなどに穴を開ける」ことを「コア抜き」と言います!!

 

  

コア抜きの機械に、ホースが接続されている!なんで??

コア抜きの機械に、青いホースが接続されています!!
コア抜きの機械に、青いホースが接続されています!!

 

「コア抜き」の作業中、

 

機械に青いホースが接続されています。

 

そして、ドリルの先端から水が出ています。

 

 

水を掛けながらドリルを当てているんですね!!

 

なぜ、ドリルに水を掛ける必要があるのでしょうか??

 

その理由をまとめました!!

 

水を出しながら作業する理由!!

【理由①】  粉塵対策!!

 

 

コンクリートをドリルで削ると、

 

コンクリートの粉(粉塵)が出て来て、周囲が粉塵だらけになってしまいます!!

 

周囲の壁や床が粉まみれになるのはもちろん、

 

空気も粉塵まみれの空気になるので、

 

息を吸うと同時に粉塵を吸い込んでしまい、非常に体に悪いです!!

 

 

しかし、水を撒きながら、水を掛けながら作業することによって、

 

粉塵の飛散を防止できるのです!!

 

粉塵が空気中に舞わずに、水と一緒に流れていってくれるので、体への影響を考えたら、絶対に水を掛けながら作業するべきです!!

 

 

【理由②】  騒音対策!!

 

 

コンクリートに、高速回転するドリルを当てると、

 

「キーーーーーーン!!!!キーーーーーーーーン!!」

  

と、かん高く大きな音が出ますが、

 

水を掛けながらドリルを当てると、

 

低音で、音量も小さく抑えられます!!

  

 

【理由③】  摩擦熱対策!!

 

 

コンクリートに、高速回転するドリルを当てると、ものすごい摩擦が発生し、

 

その摩擦熱はとんでもないことになります!!

 

摩擦熱が大きくなりすぎると、刃が焼き付いたり、発火の危険があったり・・・。

 

  

水を掛けることによって、その摩擦熱を冷ますことが出来、

 

ドリルの摩耗を軽減することが出来ます!!

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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