【歩道に鉄板敷き】地獄のスタンプラリーが待っている!けど安全のためには必要なこと!! 2017-10-23

道路占用許可申請には、地下埋設物調査が必要です。
道路占用許可申請には、地下埋設物調査が必要です。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【職人さんの凄い技術】これぞ兄弟舟!ジョリパットの仕上げを流れる様にする花橋兄弟!

という内容にてお伝えしました!

 

  

今回は、先日紹介した『道路占用許可申請』に関するお話の続きです!

  

歩道に鉄板を敷く際には、道路占用許可申請が必要!

先日のブログで、

 

歩道に鉄板を敷く際には、道路管理者に『道路占用許可申請』を申請する必要がある

 

 

というお話をさせていただきました。

 

  

今回は、

 

その申請の際に必要な提出物についてご紹介させていただきます。

 

  

道路占用許可申請にはどんな書類が必要??

道路占用の許可を申請する際には、

 

道路管理者に、申請書類を書いて提出します。

 

 

その申請書は、

 

申請先の役所に行けば貰うことが出来ますし、

 

それぞれのホームページからダウンロードすることも出来ます。

 

 

名古屋市ホームページのスクリーンショット。
名古屋市ホームページのスクリーンショット。

名古屋市ホームページのスクリーンショットです。

 

申請の手引や、

 

申請書やその添付資料の用紙もダウンロードすることが出来ます。

 

 

地下埋設物調査表

申請書の添付資料の中に、

 

『地下埋設物調査表』 

 

というものがあります。

 

この地下埋設物調査票を、申請書に添付して申請書しなければならないのですが、

 

これが、とっても大変です!!

 

  

地下埋設物調査表の見本。
地下埋設物調査表の見本。

歩道の下には、

 

水道管や、下水管、ガス管、電力ケーブル、電話線、など、

 

たくさんのものが埋まってることが多いです!!

 

 

歩道に鉄板を敷いてしまうと、

 

重量がありなかなか持ち上げることが出来ないため、

 

いざ何か事故があった場合、困ることになります。

 

 

例えば、

 

「水道管から水漏れが起きているようだから、歩道の下に埋まっている水道管を点検しなきゃいけない!」

 

という事態に陥った時、

 

「鉄板が敷いてあって動かせないから、水道官の点検が出来ない!!水漏れが止まらない!!」

 

ということになっては困ります。

 

 

なので、

 

そういう事態になってしまうことを防ぐ為、

 

事前に水道局に行って、

 

「いつからいつまでどこの場所にどういうサイズの鉄板を敷くけど、

水道管には影響がないか?」

 

ということを調査しに行く必要があるというわけです!!

 

  

 

このように、現場の図面等に、鉄板のサイズや位置を書き込み、

 

水道局や電気会社などに調査して回るのです。

 

 

それの何が大変かというと・・・

 

調査に行く先がバラバラで、全部回るのにまる一日掛かってしまうこと!!

 

 

例えば名古屋市昭和区の現場で鉄板を敷く場合、

その道路に関係する会社は・・・

 

 

【水道管】 水道管名古屋南排水事務所 (緑区)

【下水道】 名古屋上下水道局 (天白区)

【ガス管】 東邦ガス株式会社 (東区)

【電力ケーブル】 中部電力 (熱田区)

【電話ケーブル】 NTT (東区)

 

 

これらを全部回って、

 

「埋設物に支障なし。非常時の点検に問題なし。」

 

という印鑑を押してもらう必要があるのです!!

 

 

守山区の会社から、緑区、天白区、東区、熱田区と回って、最後は昭和区の土木事務所に提出に行く・・・。 

 

私はいつもこれを心の中で地獄のスタンプラリーと呼んでいます^^;

 

 

鉄板を1枚敷くだけでもとっても大変。

 

でも、

いざという時の安全のためには必要なことなので、

仕方ないですね!!

 

 

実際に現場に鉄板を敷く作業時間よりも、

 

申請のために必要な時間の方が圧倒的に多いです(笑)

 

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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