【テラコッタの植木鉢】割れた!何もしてないのに!植木鉢が割れた原因は?犯人はお前だ!!!2018-1-30

イタリアの陽を浴びて元気いっぱいに育っているオリーブ
イタリアの陽を浴びて元気いっぱいに育っているオリーブ
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は守山区のお客様からオリーブの生育が悪いとのご相談を頂きましたので、その対策について書きました

 

今回は弊社においてあったテラコッタの植木鉢が知らない間に割れていたので犯人を捜してみました!!!

気がついたら割れていた可哀想なテラコッタの鉢

完璧に割れているテラコッタの鉢植え。もう修復不可能。
完璧に割れているテラコッタの鉢植え。もう修復不可能。

 

犯人は一体だれだ?

私が好きな下草であるアジュガ・チョコレートチップを植えたテラコッタの鉢がいつの間にか割れていた。

でも、ここは植え込みの中だし、誰かボールでも当てたのか?カツオ?のび太?いや、近所にはそんな小さな子供は居ない。

 

もしかしたら、根っこが悪さをしたのか?と思ったが、あらわになった鉢を見ても割れる程の根がまいている訳ではない。

 

ガーデンドクター柴ちゃんはもう一度割れた破片を見つめる。

何か証拠は無いか・・・

 

割れたテラコッタの断面。
割れたテラコッタの断面。

今ではわれてただの破片になってしまった陶器のかけら。

 

そう、テラコッタは元々の語源は「terra(土)」「cotta(焼いた)」。

イタリアではこうした素焼きの物をテラコッタとよんでいる。

何とこいつはイタリア人だったか。

 

俺の可愛いバンンビーナをよくもやりやがって!!!

 

はっ!!!もしや他の奴らにも危害が及んでいるのか!?

スイレン鉢は無事だが・・・

スイレン鉢一号は無事。もうメダカは居ないが・・・
スイレン鉢一号は無事。もうメダカは居ないが・・・

無事だったか。ほっとしたぜ。

もともとあった左下の割れも広がっていない。

よかった、安心だ。

以前入れたメダカ隊はどこか旅に出たっきりだが、蓮は無事だ。

 

しかし、それにしても凄い氷だな・・・

 

その隣の鉢は・・・

排水性の良い山砂と土壌改良材を使って高植えしなおしたオリーブ
排水性の良い山砂と土壌改良材を使って高植えしなおしたオリーブ

なんとか無事なようだ・・・

 

それにしても凄い氷だ。今までこの場所でお前等をずっと見てきたが、こんなに凄い氷が貼った事なんて無かったぜ。

さっきの鉢に比べてこちらの蓮の色が悪い。まあ、大丈夫だと思うが、ちょっと心配だな。

 

ん?まてよ?この氷、なんだか盛り上がってないか?

スイレン鉢には5cm以上の厚みの氷がはっていた!!!
スイレン鉢には5cm以上の厚みの氷がはっていた!!!

なんてこった・・・

 

5cm以上の氷がはっているだと!?

今まで守山区に住んできたけど、こんなに分厚い氷なんて見た事無いぜ!

それほどまでに今年の寒さは凄いって言う事か・・・

 

うん?まてよ、もしや犯人は氷!?

 

そうか、犯人は鉢の中で水が凍って体積を増やした氷か!

確かにテラコッタは対凍害に問題がある場合が多い。

なんといっても、素焼きだからな。

素焼きは多孔質で中に水を通す。

それが、植物の生育には良いのだが、もし水がたまっている場合は凍ったときに一気に割れが生じる。

そんな簡単なトリックだったとは・・・

 

しかし、今までは何ともなかったのに・・・残念だぜバンビーナ。

今年の冬は本当に寒い。

 

静かに春を待つとするぜ。

 

 

と、いきなりハードボイルドな文体になりましたが、今日はこれくらいで。

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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