【剪定ビフォーアフター】背が高い植木をお手入れしやすいように切り戻して形を整える。 2019-11-21

マキの木の剪定ビフォーアフター!
マキの木の剪定ビフォーアフター!
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、【紫色のバジル?】緑のバジルが紅葉してる?!というブログでした。

 

今回はお庭工事させていただいたお客様から剪定のご依頼を頂いたお話です!

手入れをしやすいように高さを低くして欲しい

お庭作成のご依頼を頂いたときのマキの木
お庭作成のご依頼を頂いたときのマキの木

今日は作成して5年ほど経ったお客様のおうちへ剪定へお邪魔させていただきました。

 

といっても、こちらのマキの木やらを植えたわけではなくお庭にガーデンルームを設置させていただく工事をさせていただきました。

その当時から今日剪定させていただいたマキの木はあったのですが、当時はずっとお家の方がお手入れをされていました。

 

しかしながら、段々と高い場所にある植木の剪定が不安になってきて

 

『手入れをしやすいように植木の高さを低くして欲しい』

 

というご依頼を頂きました。

 

実はこれ、中々難しい工事です。

 

このマキの木は枝が分かれていてその先に葉が集中するつくりになっていました。

こういった姿は『段つくり』とか『貝づくり』とか言われるスタイルで、マキノキやカイヅカイブキなんかに多い作り方です。

 

なので、大きな幹でカットしてしまうと頭がなくなってしまいます。

しかし!低くするには幹を切るしかない・・・

 

そこで今回はこのようなカットにしました。

マキノキを幹からカットして背を低くしました
マキノキを幹からカットして背を低くしました

ちょっと不恰好ですが、一番の目的は背を低くすること。

 

これで背は絶対的に低くなりました。

 

そしてポイントは枝です。

枝は貝作りを止めて自然樹形に近づけるように抜いていきました。

今はちょっと不恰好ですが、来年はもっと自然な樹形になっていると思います。

お家の中から見るともっと自然な樹形です
お家の中から見るともっと自然な樹形です

塀の中からみるとこんな感じ。

枝の葉が玉状にならずに少し伸びた感じです。

これがもっと伸びていくと寄り自然な樹形になっていくはず。

 

ちょっと時間はかかりますが、こういった方法ならば既存の和風の植木も自然な形に戻せると思います。

 

今後、お手入れが出来なくなってくるお庭はかなり多くなってくると思います。

その時にはこんな方法があるのかと思っていただければよいなと思って書かせてもらいました。K様ありがとうございました!

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
次のブログは画像をクリック!
次のブログは画像をクリック!