![2012年に訪れた際に撮影したウエストミンスター寺院](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/id91890e34778d3c0/version/1663675095/2012%E5%B9%B4%E3%81%AB%E8%A8%AA%E3%82%8C%E3%81%9F%E9%9A%9B%E3%81%AB%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%AF%BA%E9%99%A2.jpg)
女王陛下のご逝去、謹んでお悔やみ申し上げます
2022年9月8日。イギリスの女王であるエリザベス2世がご逝去されました。
エリザベス女王は元気な姿を報道で良く拝見していたので、年始から公務を休みがちと聞いていましたが、また元気になって姿を見せてくれるだろうと勝手に思っていたので、逝去されたと報道をきいたときは本当に驚いてしまいました。
私は2005年から2006年までイギリスに住んでいました
その時に驚いたのは女王の人気。
イギリス人は本当に女王が好きなんです。
なくなられるまでの在位は何と70年。
もちろん、私が生まれてからずっとイギリスの女王はエリザベス女王でしたし、イギリスにいるときも女王でした。
今イギリスに住んでいる人々のほとんどの女王がエリザベス女王だったわけです。
そりゃあ、皆好きですよね。
![在位60年のダイアモンドジュビリーの際に用意されていた式典のセット](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/i792bec1a66709c77/version/1663675852/%E5%9C%A8%E4%BD%8D60%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%9A%9B%E3%81%AB%E7%94%A8%E6%84%8F%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E5%BC%8F%E5%85%B8%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88.jpg)
今年、プラチナジュビリーという在位70年のお祝い行事が行われたばかりなので、皆様も記憶に新しいと思います。
私は在位60周年のダイアモンドジュビリーという式典が行われる1週間前にイギリスに行っておりました。
新婚旅行でたまたまでしたが、ロンドンは大盛り上がりで、街中のいたるところにイギリスの国旗が掲げられていてお祭りムード一色。
ここでも、エリザベス女王の人気の高さがうかがえました。
そんなエリザベス女王ですが、我々の庭業界にも多大な影響を与えていた一人で、毎年ロンドンのチェルシーで開催される世界最高のフラワーショーである「チェルシーフラワーショー」にも参加されておられました。開催前の一日は皇族の方が来られる日があり、その日に誰が来たかがフラワーショー開催前の噂になるのが定番。
私が参加した2006年のフラワーショーでは女王が来たんだっけ?
記憶があいまいだ・・・
でも、私が勤めていた会社にはボスと女王が映った写真があったような気がします。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=630x10000:format=jpg/path/s04ede5472b497c1e/image/i50f86c8b9ca380ae/version/1663676360/image.jpg)
一度、私がホームステイしていたホストマザーとエリザベス女王の話をしたことがあります。
どんな事からその話になったのか忘れましたが、私が「エリザベス女王は昔とてもきれいだったんだね」と言ったら「そうなのよ!すごくきれいだったのよ!だから皆大好きなのよ!そして今でも奇麗よ!だから人気があるの!」とかなり食い気味に話してこられたのを覚えていて、私も正直かなり驚いたのを覚えています。
え、そんなに好きなんだ・・・そんなに人気なんだ・・・と。
とても良いことですよね。自分の国の女王を尊敬して好きでいるという事。
エリザベス女王がなくなった今、正直イギリス国民がどんな状態になっているのかとても心配(特に、私のホストマザー)ですが、これまでしっかりと国に尽くした女王をしっかりと送っていることと思います。
私も、遠くからですが安らかな眠りをお祈りしようと思います。
女王、イギリス滞在中はありがとうございました!
あまり知られていませんが、新国王のチャールズもすごくお庭が好きな方です。
イギリスがお庭の王国である事実はこれからもまだまだ続きますね。
でも、はやくイギリスに行きたいな~。