4月中頃に勝手に花が咲いて手間要らず!?お勧めの庭木5種。 2014-4-22

お客様のご要望は大体いつも同じ

まずは、これを書いておかないといけません。

 

植木は外構や庭において、デザイン的にも機能的にも重要な要素です。

新築の場合、外構やお庭を作るのも植木を植えるのも、殆どのお客様が始めての場合が多いです。

そして、お客様の要望をお聞きすると、大体9割くらいの方が

 

『虫がつかず、手間要らずで、伸びない植木』

 

と答えられます(気持ちは大変よくわかります!!)

 

そんな植木を今日はご紹介!!というのは冗談で、

正直な所、そんな植木は存在しません。

 

植木は生きています。生きていたら太陽に向かって枝や葉を伸ばしていくのが普通の植物です。

また、虫がつきにくいと言う植物はあるでしょうが、絶対につかないというのも無いです。

 

もしあるとすれば、人工的に作られた模造の木でしょうか。

実はこれ、結構凄いです。

幹なんかは本物の木を使ってあるのもあるし、一昔のものに比べたら格段に良いつくりです

(だからこのお値段なのでしょうが)。

あまり興味の無い人ならば、偽物だと気がつかない可能性もある。

(一度リポートしてみたいな・・・)

 

でも、こんな人工の木だってシロアリなんかは食べてしまうでしょうし

人工木入れておいた鉢の中に、我々の身近にいるある害虫がびっしり・・・と言うのも聞いたことがあります。

 

第一、樹脂やプラスチックで出来た葉っぱがあれば、植木として外に植えたら

熱と紫外線で劣化しぼろぼろになってきます。外用には向きません。

じゃあ、ご要望に近い植物は?

『虫がつかず、手間要らずで、伸びない植物』は無いと言いましたが

では、そのご要望に近い植物はどんなものでしょうか?

 

『虫がつき難く、手間がかかりにくく、伸びにくい』

 

これならあるかもしれません!!それは、また今度ブログに書くことにしますが

今回はそんなご要望に近い

 

4月中ごろに勝手に花が咲いて、手間がそれほどかから無い植木を5本紹介したいと思います。

ハナミズキ (高木 落葉) 

白く咲くハナミズキ 
白く咲くハナミズキ 

街路樹とかでも結構使われています。

主に白とピンクがありますが、実はあれは花では無く(総苞片)と呼ばれる部分です

(私は昔、これはガクだと教わりました)。

 

 

写真のハナミズキは弊社に植わっているものです。

弊社は毎年一年に一回は剪定をしていますが、ハナミズキは前年枝に花をつけるので

密生している所や、枯れ枝のところを切るくらいで、あまり強く剪定していません。

また、肥料もやっていないので手間はあまりかかっていませんが、毎年咲いてくれています。

ハナミズキ 白 H=5m
ハナミズキ 白 H=5m
中の黄色い集まりが花。まだ咲いていません。
中の黄色い集まりが花。まだ咲いていません。

モッコウバラ(黄色) つる性 常緑

モッコウバラ 黄色
モッコウバラ 黄色

ハナミズキの下に黄色く咲いていたのが見えていたかもしれませんが

モッコウバラです。

このスペース、実は南側がご覧のとおりマンションで、日は午後からしかあたりません。

そのため、植えて2,3年は元気が無くて「いけるかなあ?」と思っていたのですが

4年目くらいからぐんぐんと伸びだして、こんなに大きくなりました。

このバラの良いところは『トゲが無い』と言うこと。とても管理しやすい。

バラは管理が命だと思います。一般的には花を咲かすのが難しく、害虫などもたくさん来るのですが

モッコウバラはその心配は少ない気がします。

ツツジ類(サツキツツジ、ヒラドツツジ、キリシマツツジなど) 低木 常緑 

花をつける街路樹のヒラドツツジ
花をつける街路樹のヒラドツツジ
昨日まで赤かったキリシマツツジ
昨日まで赤かったキリシマツツジ

ツツジ類です。

これこそ、何もしなくても花咲く植木の代表な気がします。

強い木なので街路樹にも使われますね。

 

お客様によっては、『日本ぽくて、古臭いから嫌』と言う方も、たまにおられますが

私は声を大にして言いたい『ツツジは良い!!!』

正直なところ(私は)、植物は和風・洋風・モダンすべてにマッチすると思っています。

 

私がイギリスで働いていたときは『ツツジとモミジ大人気!!』。どこのガーデンセンターにも売ってました。

 

ビンカマジョール斑入り(斑入り ツルニチニチソウ) 下草 つる性 常緑 

ビンカマジョール 斑入り
ビンカマジョール 斑入り

紫色の花を咲かせます。常緑なので常に栄養作っていてどんどん増えるイメージです。

背の高い花壇や鉢植え等から垂らして使うと効果的。

逆に増えすぎる気もするので注意が必要ですが、肥料や消毒とは無縁な気がします。

アジュガ 下草 グランドカバー 常緑

こちらはグランドカバーの異端児アジュガです。

別に異端でもないのですが、私は普通の緑色アジュガではなくて

紫色の品種のチョコレートチップとか写真のような斑入りのものをグランドカバーの中のアクセントとして

よく用います。

これも強い植物ですね。そして、今この様な花がニョキニョキと咲いています。

 

植木は手入れが必要です。

以上が本日の題目に合う植物5種です(名前は一般的な名前で表記してあります。本当は学名で表記したほうが良いでしょうが、一般の方にわかり易いようにしました。)。

 

しかし、植木には手入れをしてあげてください。

 

綺麗な庭を保つには、管理者の手入れがもっとも重要です。

 


私たちデザイナーは、この様な知識を駆使して、管理の楽なお庭を提案することは出来ますが

毎日観察して、よりよくしていくことは出来ません。

何より重要なのは、愛を持って庭を観察し管理することであると思います

 

もちろん、高い木の剪定や新しい植木の相談など、お困りごとの相談は私どもにお任せください!!(営業モード)

 

また、時期を見てこのシリーズ続けたいと思います。

 

5月末に勝手に花が咲いて手間要らず?はこちら

6月末に勝手に花が咲いて手間要らず?はこちら

 

次は「大雪VSカーポート」2月に起こった北関東の大雪で分かった、愛知の人はこのカーポートを選べです。ごらんください!