泥棒に入られ難い外構を作る!建築展で愛知県警がPRしていたのでポイントを解説! 2016−10−16

このマネキンが侵入者を現していた!最初はちょっと面食らって分かりませんでした。
このマネキンが侵入者を現していた!最初はちょっと面食らって分かりませんでした。

中部地区唯一の建築関連専門展示会「建築総合展2016」

朝10時開場だったのですが入り口は既にこの人だかり。人気なんですね。
朝10時開場だったのですが入り口は既にこの人だかり。人気なんですね。

ガーデンドクター柴ちゃんが行く展示会と言えば毎年春に行われるエクステリア&ガーデンフェアですが、建築の展示会に行くのは今回が初めてでした。

 

一体どんな展示があるのかな?と思いながら進んで行くと、受付して直ぐ、いきなり気になるブースがありました!

受付をしてすぐに愛知県警察等の合同ブースがあった

様々な防犯グッズが展示されていた。
様々な防犯グッズが展示されていた。

その気になるブースがこちら。

見た所、愛知県警察と愛知県セルフガード協会、愛知県住宅防犯対策協議会などの合同ブースで、展示はセキュリティ対策。

 

ここで気になるのは冒頭の写真にあった「愛知県は住宅を狙った泥棒被害が全国ワースト1」と言う文言。

 

これは知りませんでした。そうなんだ・・・こんな不名誉なというか危険な記録がワースト1とは・・・

 

こうなってくると、気になるのがガーデンドクター柴ちゃんの主な活動エリアである守山区は一体どうなのかと言う所。

早速検索してみます。

 

スタイロフォームの上に塗ってあるモールテックス。
愛知県の市区町村別件数と犯罪率ランキング。

この表は、今回出店されていた愛知県住宅防犯対策協議会ウェブサイトからお借りいたしました。愛知県の町村の中での犯罪率ランキングです。

 

1位が一宮市なんですね。それも件数がダントツ。

小さな頃私も一宮市に住んでいましたが、犯罪が多いなんて全く知りませんでした。

そして、3位が春日井市!守山区の直ぐ隣です。

 

そして守山区はというと・・・

17位!!!これは意外と多いぞ!!!

 

また、お隣の尾張旭市も39位となっています。

 

住んでいる我々の知らない所で意外と起きている空き巣被害。

これは少しでも防止しなければいけません!

勝手口などの監視性の確保は大丈夫?

勝手口からの侵入は多いようです。その場合、こんな風に植木が密集していたら・・・
勝手口からの侵入は多いようです。その場合、こんな風に植木が密集していたら・・・

今回の展示会で一番目についたのがこちらの展示。

 

こちらの植木のとなりにあるメッセージボード。

 

「監視性の確保 植木が密集しています。泥棒が侵入しようとしているのが見えますか?」

 

というメッセージが書かれています。

これを見てガーデンドクター柴ちゃんははっとしました!

 

確かに見えない!!!

その裏をおそるおそるのぞいてみると・・・

植木の裏では窓から侵入しようとしているマネキンが!表からは全く見えない!
植木の裏では窓から侵入しようとしているマネキンが!表からは全く見えない!

い、いた!!!

 

今、まさに窓を破ろうとしているマネキンが居るではありませんか!

そして横に目をやると・・・

 

植木の裏にもう一人いた!こちらは勝手口から侵入しようとしている!
植木の裏にもう一人いた!こちらは勝手口から侵入しようとしている!

もう一人いた!!!

 

こんなの全く気がつきません。

 

うーん、困った。

 

実は、こういった植木等は目隠しで使う事が結構よくあります。

以前目隠しの事をこちらで書いたので、詳しくはそちらを見て頂きたいのですが、

植木の目隠しは色々とメリットが多い(値段が安い、お隣に対していやらしくない)のです。

 

また、このような勝手口の前や居間の前にある窓等は目隠しをしたくなる場所でもあります。

 

プライベート性を保つ為に目隠しをするのか、それとも防犯性を高めるのか。

 

 

これは難しい選択ですが、どちらも両立させる為には半透明の目隠しフェンス等が有効なのかもしれません。今度そのようなフェンスを集めた特集をしてみたいと思います。

 

この展示はとても勉強になりました。

ガーデンドクター柴ちゃん。まだまだ修行の途中です。

もっと知識を付けて少しでもお客様のお役に立ちたいと感じた展示でした。

良い展示をありがとうございました!