【測量】工事予定地の高低差を測量してきました!測量の簡単な仕組みを解説します!! 2018-4-5

測量してきました
測量してきました
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、 【やっぱり花見は最高】柴ちゃん花見の最中に居眠り!イビキが心配なくらい寝てしまって幸せ!

という内容にてお伝えしました!

 

今回は、本日測量をしてきたので、そのお話です。

   

高低差の測量をしてきました

設計前の測量をしてきました
設計前の測量をしてきました

今日、

 

先日エクステリアの設計のご依頼をいただいたお客様の建設予定地に行き、

 

測量をしてきました!! 

 

 

建設「予定地」ということで、

 

まだ何もない「更地」ですが、

 

 

現状の土地の高低差や、

 

前面道路の高低差などを【測量】して調査してきました!!

 

 

まずは、測量用の機械を設置します。

 

三脚を立てて、その上に測量器を乗せます。

 

 

三脚の台座部分が水平になるように、

 

足元の長さが調整できるようになっています。

 

一本一本の足の長さを好きなように調整できるので、

 

設置する地面が斜めになっていたりデコボコしていても、大丈夫です。

 

 

機械が水平になるように、調整します!!

 

水泡がメモリの真ん中にくるように、

 

つまみを回転させながら調整します。

 

 

X方向、Y方向、

 

どちらのメモリもちゃんと水平になるように、

微調整していきます。

 

 

スイッチをオンにすると、

 

水平メモリの上のガラスの部分から、

 

レーザー光が発射されます。

 

機械を水平に設置すれば、レーザー光も水平に放射されます。

 

そして、

 

こちらが、受信器です!!

 

 

右側の受信部分で、

 

測量器から発射されるレーザー光を受信します!!

 

  

受信器に、レーザー光が受信機のどの部分に当たっているか表示されるので、

 

その受信線を定規に当てれば、レーザー光がどの高さを通っているのか測れるというわけです。

 

 

レーザー光は水平に放射されているので、

 

この定規を地面に立てれば、

 

地面から何センチのところをレーザーが通っているか、測量することができます。

 

 

 

赤い線がレーザーを可視化した線だとすると、

 

このレーザーは、地面から51センチのところを通っているということになります。

(そのポイントをA地点とします。)

 

 

そして、

次に別の場所に定規を立てて、

そこではレーザーは30センチのところを通っていたとします。

(そのポイントをB地点とします。)

 

その場合、

 

『A地点とB地点は、高低差が21センチある』

(51-30=21)

 

ということがわかります!!

 

 

これが、測量の基本的な仕組みです。

 

まず基準となるポイントの高さを測り、

 

その後、次々と、必要なポイントの高さを測っていくと、

 

各場所の高低差がわかるのです。

 

 

先日のブログで、

マンホールを測量の基準点にすることが多いと言いましたが、

それはこういうことだったのです。

 

【桶狭間の戦い】豊明市で測量していたら面白いマンホールを見付けました!

  

 

今回使用した測量器は、

 

高低差の測量だけの機械なのですが、

 

他にも、高低差だけじゃなく距離まで測れるような測量器もあります。

 

測量も奥が深いものなので、

 

また順次ご紹介していけたらと思います。

 

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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