ウッドデッキの下の仕上げ方法は何がベスト?! 2019-12-27

ウッドデッキの下の仕上げは何がベスト?コンクリート?砂利?
ウッドデッキの下の仕上げは何がベスト?コンクリート?砂利?
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、【カフェ風の可愛い門塀】毎日見る外構は可愛いものにしたくない?というブログでした。

 

今回はお客様から頂いた「ウッドデッキの下の仕上げは何がよい?」という質問にお答えするブログです!

ウッドデッキ施工予定のお客様から頂いたご質問

先日お客様から頂いたウッドデッキの床下に関しての質問
先日お客様から頂いたウッドデッキの床下に関しての質問

先日工事予定のお客様からこんな質問を頂きました。

 

①ウッドデッキ下

 

防草シート+砂利の予定ですが、

落ち葉や虫が入っていきそうで心配です。

コンクリートで固めた方がいいのか、

防草シートで大丈夫なのか、

何か他に方法があるのか知りたいです。

 

そうですよね。これまでウッドデッキ作ったこと無い方も沢山いらっしゃいます。

デッキの下は何が良いなんて、全然わかりませんよね。

今日はそんな質問にお応えします!!!

 

デッキの下は防草シート+砂利で平気?どんな特徴があるの?

 

質問をくださったお客様は防草シートと砂利にて施工した後に人工木のデッキを作成する予定です。

丁度上の写真のような感じですね。

 

この写真のお家。実は昨日紹介した可愛いカフェ風の門塀の有るお家のお庭側なんですが、素敵なウッドデッキのテラスがある空間になっています。

ここは土地の造成の関係から、デッキの途中から法面(斜面)になっております。

 

法面の場合は砂利だと流れ落ちて行ってしまうので、割栗石というものを使っています。

もちろん割栗石の下には防草シートを施工済み。

 

基本的には草が生えにくいお庭になっています。

 

今までも、防草シート+砂利の機能についてはお話をしてきておりますが、かなりコストパフォーマンスが高い。

 

非常に優秀なデッキ下を埋める素材であります。

 

では何が優秀なのかと言うと

 

①デッキの下に草が生え難くなる

②コストが安い

③施工が早い

④水を通すので気化熱が発生して暑くなり難い(はず)

 

このようなポイントが挙げられます。

 

そもそも、デッキの下は基本的に日が当たりにくくなります。

なので、草はそもそも生えにくい。

 

弊社も人工木のウッドデッキをただの土の上に施工してあります(南面と東面)が、施工して18年、一度もデッキ下の草などとった事はありません。

南面にマンションがあって日がほとんど当たらないというのが大きいと思いますが、場所によっては防草シート+砂利敷きさえも不要ということです。

このデッキの下の仕上げはただの土ですが18年何もメンテナンスしておりません。
このデッキの下の仕上げはただの土ですが18年何もメンテナンスしておりません。

しかし、写真のお客様もご質問いただいたお客様も南面にウッドデッキをつけますので、やはり草が生えるのが心配

 

ですので、防草シート+砂利を提案させていただきました。 

デッキの下の仕上げはコンクリートが良い?特徴は?

デッキの下がコンクリート仕上げの写真
デッキの下がコンクリート仕上げの写真

ではご質問いただいたコンクリートがデッキの下にある場合はどうでしょう?

 

特徴としては

 

デッキの下に草はほぼ生えなくなる

②コストが高い

③施工が遅い

④水を通さない

 

こんな感じでしょうか?

コンクリートだからといって、常に綺麗かというとそういうわけではありません。

上の写真はお客様のおうちで撮影させていただいたものですが、かびていたり、ホコリや砂・落ち葉などが溜まっていたり・・・

こちらおお客様のお家のデッキはとにかく大きかったので、奥にゴミがたまって非常に苦労していると仰っておられました(因みにデッキはガーデンリフォーム前からありました)。

 

ここで、頂いた質問に戻りますが、

 

落ち葉や虫が入っていきそうで心配です。

 

これに関しては、正直デッキの下がコンクリートでも砂利でも関係ありません。

 

これを防止するには幕板しかありません。

ウッドデッキの幕板とは

ウッドデッキの下の隙間を埋めるようにして貼ってある板が幕板
ウッドデッキの下の隙間を埋めるようにして貼ってある板が幕板

こちらの写真に幕板が写っています。

 

ウッドデッキのしたに本来あるはずの隙間を埋めるために板が貼ってあります。

これが幕板です。

 

これがあれば、落ち葉やゴミなどは入りにくいと思います。

いや、もしかしたら入っているかもしれませんが、正直わかりません。

なんせ開ける事が無いのですから。

 

しかし、猫や犬が入るということはなくなります。

 

猫の多い地域だと、やはり多くのお客様が気にされます。

そのため、メッシュフェンスを幕板と同じ機能で使う場合も有ります。

 

幕板の代わりにメッシュフェンスを施工してデッキの下に小動物が入るのを防止している。
幕板の代わりにメッシュフェンスを施工してデッキの下に小動物が入るのを防止している。

こちらの人工木デッキの下には幕板のかわりにメッシュフェンスが施工してあります。

これで猫などの小動物が入ることはなくなります。

でも、虫は入るでしょうね・・・

 

幕板をしても虫は入る。それを防止するにはやはりコンクリートがいいかもしれません。

 

なので、最強にメンテナンスしなくて良いデッキ下の仕上げはコンクリートでデッキ全ての面を幕板張り。

かなりお値段は高くなる仕上げですねえ。

 

なので、オススメはやはり防草シート+砂利。

これならば、下に葉っぱが入ってもあまり気にならないし長期的に見れば微生物による分解はあると思う。もちろんコンクリートの上でも落ち葉が集まれば分解は始るかもしれませんが、見た目は気になる。

 

というか、デッキの下はそんなにお金使う所じゃ無い気がするんですよね・・・

それだけあれば、門塀をもっと素敵にグレードアップできるしデッキの上に可愛いガーデンファニチャーが置けます!!!

 

その辺りはお客様の考え方ですので、確りとヒアリングさせていただいてベストな提案をさせていただきますのでどうぞご相談ください!!!

 

本当に良い質問を頂きました。ツイてる!!!

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ありがとうございました!!!
 
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