【上志段味で外構を作る④】これが面倒!上志段味で1期外構をするときは76条申請が必要! 2021-7-5

上志段味で家を建てるときは建築確認申請のほかに76申請が必要です。
上志段味で家を建てるときは建築確認申請のほかに76申請が必要です。
皆様こんにちは!名古屋市守山区で外構と庭の専門店をしている、イギリス帰りのガーデン&エクステリアデザイナー『ガーデンドクター柴ちゃん』がお送りする柴ちゃんブログ。

 

前回は、【日進市 一条工務店 外構】家のデザインを引き立てるシンプルモダンエクステリアというブログでした。

 

今回はガーデンデザイナーが自分の家をたてるお話の続き、その④です!

 

志段味では家を建てるときに76条申請が必要

前回の上志段味に家を建てるお話③では、ガーデンデザイナーが土地の購入を決める時に気をつけたポイント!外構計画はこの時から始まっている!というお話をさせていただきましたが、土地を購入した後は具体的なお家の計画を始めなければなりません

 

③でお話ししたように、購入前から外構のことを含めてハウスメーカーさんと話をしておけば、それほど今回のお話は問題ないかと思いますが、上志段味で家を建てるときは建築確認申請とともに76条申請というのを行わなければなりません。

 

建築確認申請は聞いたことあるけど、76申請?と思われた方。

そうです。

この76申請は、ある特定の地域のみに必要な申請。

 

柴垣グリーンテックでは、これまでも76申請のことについて何度かブログに書いてきておりますので、詳しくは

 

 

土地区画整理事業とは??名古屋と東京の有名な土地区画整理地を調べてみました!

 

 

【ナナロク申請とは??】土地区画整理地の「76条許可申請」について解説!!

 

【土地区画整理地】76条申請書類の中身を具体的に見てみましょう!!(名古屋市の場合)

 

【76条申請】申請の流れを紹介!公社、市役所、組合、現地と、移動が大変!? 長い道のりが待っています

 

このブログを読んでいただければものすごく詳しくなれると思いますが、ここでは簡単に言います。

 

土地区画整理地(都市の再開発エリア)の土地で建築工事をする際、自治体に申請が必要なのですが、理由は「自治体の都市計画に基づいた内容に沿っているか管理する為」です。

 

これは法律で定められておりますので、自治体の首長に対して申請をちゃんとしなければいけません。

 

要するに、区画を整理する場所で、好き勝手にいろいろなものを作っちゃダメという事ですね。

 

 

その申請の対象はいったい何に当たるかというと、

 

『建築行為(もしくは、建築物以外の工作物の設置、移動の容易でない物の堆積)』


建築行為というのは、建物(家)を立てる工事についてのことなのですが、これはエクステリア業者には関係ありませんね。

 

大事なのは次です。 

 

次のカッコ内に書いてある「建築物以外の工作物」というのがまさにエクステリアのことです。具体的にいうと、例えば、ブロック塀とか、門塀、フェンス、門扉、カーポート、車庫コンクリート、石積み、ポスト など。

 

 

これらは、まさに、「建築物”以外”の工作物」にあたりますね!!

 

一期外構工事は76申請範囲。当然、二期外構も!!!

前回のブログでも「土地を買う=外構計画が始まる」というお話をさせていただきましたが、それは家を建てるときに一番最初にする工事が土地の外周を作ったり、土地の地盤を作ったりする造成工事から始まるから。

 

これは当然、76条申請の範囲内の工事になります。

 

今まで弊社で扱った上志段味のケースとしては

 

①1期工事は建築工事に含まれて76申請されていた。2期工事は未計画だった。

 

②1期工事はすでに済んだ土地を購入されていて、家はハウスメーカーさんが76申請をして、2期外構を弊社が76申請をした

 

③1期工事、2期工事ともハウスメーカーが同時に76申請済み。1期工事完了後に外構相談に来られて、2期工事は内容の変更申請をハウスメーカーさんが行った。

 

④すでに引っ越し済みで、新たに76申請を行い外構を作った。

 

⑤外構リフォームのケースで76申請を行った。

 

 

これくらいだったでしょうか?

 

ここで、注目したいのは76申請はお金が必要になるという事。

組合に対して20万円を納めなければなりません。

 

このお金は、もし境界の杭や土地の接する場所にあるU字溝を損傷させた場合、元通り治せなかった場合使われる言わば人質みたいなお金。

 

これが、申請ごとにかかります。

 

【76条申請】申請の流れを紹介!公社、市役所、組合、現地と、移動が大変!? 長い道のりが待っていま

 

こちらでも書いていますが、76申請はものすごい大変。

 

できれば、省きたいので私の家を建てた時はハウスメーカーに1期外構、2期外構含めて申請をしてもらいました。

 

そうなると、当然家を建てる前に2期外構のプランを完成させておかなければなりません。

 

これが、ほとんどのケースで難しいんですよね。

 

基本的にハウスメーカーさんは、76申請をするときに2期外構のことはほとんど考えていないことが多いからです。

 

お金の流れとして最後だからかな~?

 

土地→1期外構→建物→インテリア→カーテン→家電→2期外構・・・

 

今まで、この流れにどれだけ苦しめられたか・・・

 

今まで、この流れでどれだけのお客様が涙を流してきたか・・・

 

実は一期外構も超重要です。

土地の形、ゾーニングによって、1期工事でブロック土留め作りすぎたなんてケースも起こりえます。

 

当然2期工事も。

 

家の姿は何よりも外構が一番大切なんです。

 

家と道路の間は絶対に外構空間です。

外構の向こうに家が見えるんだから外構が素敵じゃないと家が素敵に見えません!!!

 

なんだか、お話がそれてきましたので本日のブログはここまでとしたいと思います。

 

次回の自宅の外構を作るシリーズは【上志段味で外構を作る⑤】自宅の1期外構計画の際に気を付けたポイント!というブログです。お楽しみに!

 

以上、今日も良いブログが書けました!皆様のお陰です。ツイてる!ありがとうございました!!!
 
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